JDA は日常の問題を解決するアイデアを募集するもので、経済産業省が実施する第6回「キャリア教育アワード」中小企業の部において経済大臣賞を受賞しました。今年は20カ国から過去最多となる710作品のエントリーがあり、日本からは「YaCHAIKA」と「学習機能搭載・排泄検知シート」の2作品が国際TOP20に選出されました。
11月13日に都内にて、国内受賞作品表彰式が行われました。日本の第一次(国内)審査は、デザインエンジニアの田川欣哉氏とフリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏が務め、国内の最優秀賞から5位まで表彰されました。
■5作品中2作品が災害時に役立つ作品
1位は災害時に非常灯になるつり革。圧電素子を用いた振動電池を内蔵し、電車の揺れに対応した発電と備蓄を実現。災害時には鉄道会社がロックを解除し、乗客は引っ張るだけで簡単に取り外しができます。非常灯として速やかな行動を助けるとのこと。大地震が起こる可能性が高いと言われているので、地下鉄で採用されたら心強いですね!
▲ふだんはつり革として使えます。電車の揺れで発電と備蓄をするそうです
▲いざというときは、鉄道会社の判断でロックが解除され、このようにはずして使うことができます
▲受賞された本田 光太朗さん、河内 貴史さん (ともに名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 在学)
2位はかかとがバネになっているハイヒール「YoCHAIKA」。この形は好みが分かれそうですが、私は好きです。ハイヒールは本当にはくのが大変で、疲れます。YoCHAIKAは、ウォーキングシューズよりもラクで疲れないんだとか。来年9月の発売を目指しているそうです。しかし「見た目が奇抜すぎる」という意見はわかるのですが、「女性にハイヒールを強いるのか」といった声もあったそうで、驚きました。なんでそういう発想になるのでしょうか・・・・・・。履きたい人が履けばいいと思います。個人的には応援しています!
▲前から見るとふつうのハイヒールに見えます
▲後ろから見るとバネが!
▲受賞された山田 泰之さん( 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 卒業)
3位は水道管に残っている水を手動でくみ上げる「BICHIKU」。災害時に家の止水弁を止めて水道管に残っている水を手動ポンプで引き抜くというアイデアで、蛇口とポンプが組み合わさっています。本当に水をくみ出せるかという検証が行われていないところが残念との評でした。でも、これが実現されると面倒な水の買い置きが減るかもしれません。
▲一見、ただの蛇口です
▲大地震などが起きたとき、止水弁を止めて家の水道管に残っている水をくみ出して使うというアイデア!
▲受賞された瀧口 真一さん (九州大学 芸術工学府 卒業)
4位は学習機能搭載・排泄検知シートです。排泄物のにおいで排泄物の検知するだけでなく、他のにおいと見分けができる学習機能も付いているそうです。人工知能で排泄パターンを把握し、いつ頃排泄するのか、確実な予測をすることもできるとか。要介護者のオムツ交換の空振りは月50時間にものぼるそうで、これがきちんと商品化できれば介護する方の負担がグッと楽になる素晴らしいアイデアです。
▲学習機能搭載・排泄検知シート。介護する方の負担が大幅に減るとのことです
▲宇井 吉美さん、谷本 和城さん、天野 雅貴さん、秋庭 裕さん(全員 千葉工業大学 工学部 卒業)
■イノベーターは発明だけで満足してはいけない
▲デザインエンジニアの田川欣哉氏
田川氏は、「去年まではハンディキャップを改善する作品が多かったのですが、今回は5製品のうち2製品が災害時のシビアなシチュエーションをデザインで緩和できるか、挑戦した作品でした。つり革やBICHIKUは、どこまで自治体に持って行けるのか。イノベーターの仕事は、ただ発明するだけでなく、製品化にこぎつけることが大事だと思います」と語りました。
▲フリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏
林氏は、「日本からは35件のエントリーがあり、前回よりも増えてバリエーションも今年はカラフルになりましたが、課題の設定がいまひとつで、何を解決するのか、よくわからない作品が多かったように思います。課題を発見する能力も大事。今回選ばれた作品はどれも素晴らしいものばかりでしたが、差は昨年よりも開いているように思います」と少々厳しめのコメントでした。
■国際最優秀賞は、基板のプロトタイプが作れる3Dプリンタ
「国際最優秀賞」はプリント基板(PCB)を3Dプリントする機器「Valtera V-One」(ヴォルテラ ヴィーワン)。カナダのウォータールー大学で電子機械工学を専攻する4人の学生で、1時間から2時間でプリント基板のプロトタイプを作成できるそうです。基本的に基板は外注するしかなく、時間がかかっていましたが、この3Dプリンタがあれば大幅な時間短縮ができるそうです。製品化すれば、特に学生や小規模の事業者にとってさまざまな電子機器のプロトタイプが早く作れるようになりそうですね。
▲こちらの動画がわかりやすかったのでご覧ください
二つのファンを搭載した三菱「霧ヶ峰 FZシリーズ」のエアコンが話題となっています。
同社自らが1968年に開発し、今のエアコンの室内機のスタンダードな構造になっている「ラインフローファン」を打ち破り、全く新しい構造にしています。
従来は、細長いラインフローファンの周りを熱交換器が囲むような構造でした。FZシリーズは、天面に平らなプロペラファンを2つ搭載。その下に熱交換器をW字型に配置した、全く異なる構造です。
1台で異なる温度空間を実現する世界初の「パーソナルツインフロー」という新技術について、開発キーマンであるルームエアコン製造部 先行開発グループの松本崇氏にお話をお聞きしました。
■ 今までのエアコンと何が違うのでしょうか。プロペラファンがついているのはわかるのですが、変わったことによって得られるメリットは何ですか?
松本氏 外見は今までのエアコンと変わらないように見えると思います。しかし、詰め込んでいる技術は今までのエアコンとは全く違います。
パーソナルツインフローという機構は、見てわかるように二つのプロペラファンが搭載されています。従来のエアコンは、ラインフローファンをモーターで動かしているのに対して、今回はプロペラファンを二つ乗せることによって、左右独立の気流を作り出すことができます。
従来のライフローファンは、エアコンの吹き出し口から同じ風量で部屋を空調しているのに対して、2つのファンを使うことによって左右独立した自由自在な気流が作ることができます。
リビングにいる快適な温度は人それぞれ違います。微妙な温度の感覚に対して、ジャストフィットな気流を送ることができる。これがFZシリーズの技術機能となっています。
■ 一つの吹き出し口から、二つの気流が作れるんですね。
松本氏 私も非常に暑がりなのでどんどん冷房の設定温度を下げてしまい、寒がりのかみさんに怒られます(笑)。
夏場ではみなさん経験しているであろう、この大きな課題に対して、我々技術側でもう一度このニーズを解決するための手段と、お客様の一番のベネフィットである省エネ性を両立させるためにどうするべきかと内部で議論していて、一つの技術の答えが、パーソナルツインフローという技術でした。
我々は今まで課題に対してトライしてきたのですが、さらなるパーソナルな空調を目指す中で、今回選択したのがこの手段になったのです。
"さむがりさん、あつがりさん"はパッと出てきたニーズではなくて、昔からずっとありました。なんとかしなければいけないという思いはありましたが、ラインフローファンの技術の延長線上で考えてきたので、壁につきあたりながら、絶対的なニーズの解決と、省エネ性の両立といったところで技術開発をしてきました。
■ ラインフローファンでは壁があったのですね。それを打ち破ったきっかけはありますか。
松本氏 各社との競争の中で、省エネ性はよそに負けない開発を常に念頭に置いたうえでロードマップにのっとって開発しています。
ずっとその競争の中で進化させてきたのですが、最近のエアコンは非常に大きくなってしまいました。省エネを追うためには中にある熱交換器をたくさん乗せなければならない。至ってシンプルなんですけど、ラインフローファンの構造の制約の中で、熱交換器を増やすとデザインに影響が出て、エアコンの奥行きがどんどん大きくなるという課題がありました。
それは現行の技術では、もうどうすることもできないのです。数値競争の世界に入ってしまい、お客様の求めている製品ではなくなってしまいました。どんどん奥行きが大きくなっているのです。
■ 省エネ性は向上しているものの、大きさなどのデザインは、客のニーズから離れていったわけですね。
松本氏 ここ数年間はそんな状況でした。それがラインフローファンと熱交換器のあるエアコンの技術的な限界なのか?といったところも検討していました。
実はラインフローファンの気流特性というのは、各社とも洗練されていて、効率を含めても限界に近いところまで性能が上がっています。省エネの低減率などは、昔は何十パーセントも下がったんですが、この10年でみるとほとんど下がっていません。
省エネ技術の進歩が飽和してきている中で、お客様のニーズに応えながら省エネをより改善していく術を模索していて、そこで着目したのがファンなんですよ。
ファンとしての、風を送るファン効率という視点でみると、ラインフローファンというのは30%くらいの効率になる。それに対してプロペラファンは50%のファン効率になります。要は20%の理論的な価値、可能性というのがあったんですね。
そうはいっても、1968年からずっとラインフローファンでやっていたわけですから、簡単に変えることができませんでした。試験も含めて品質についても我々はかなりのノウハウを持っていましたので、20%のプロペラファンにかけるというのも勇気が必要でした。ただ、20%というのは省エネを改善する上で大きな差なのです。
▲上がプロペラファン、下が従来使われていたラインフローファン
■ なかなか変えることができなかったのは、ラインフローファンの技術がそれだけ優れていたということでしょうか。
松本氏 我々が年末に大きな方針会議というのがあって、「来年度はこんなエアコンを作る」という方針を決めています。しかし、「来年はプロペラファンにする」といって簡単に来年出せるものではありません。
ラインフローファンに最適化されてエアコンは作られているといっても過言ではない状況で、弊社でも半ば毎年延長してちょっとずつ進化させてきたという、バックボーンがありました。
訴求を変えたり、センサーを追加したりといったことはできるのですが、エアコンとしての基本技術はほとんど変えていませんでした。
このベースのある技術をガラッと変えることにしたのです。タブーとは言わないんですが、非常に大きな勇気がいりました。何もかも新規に考えて開発しなければなりませんから。
本当に可能性があるのか、先に先端総研とかR&Bの研究のところで検討してもらって、「可能性がある」と判断されたところから始まりました。
そんなわけで、この開発は7年くらいかかり、ようやく製品にたどりついたのです。
↓FZシリーズの詳細につきましては、三菱の特設サイトをご覧くださいね↓
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/newsfz/
(つづく)
]]>タイトルがすごいことに......(笑)
月1の連載で、アイリスオーヤマの製品をレビューさせていただきます。
いいところも悪いところも正直に書いていきます。メーカーのサイトでこういうパターンは珍しいんですよ。
今回レビューしたはヒットした熱風オーブンの後継モデル「リクック熱風オーブン」です。
個人的には、アイリスオーヤマは高機能・高価格路線はやめたほうがいいと思っています。
この後継モデルを見たとき、ボタンが多くなっているし、値段は高くなってるし......「どうかなあ」と正直思っていました。
しかし、使ってみるとこっちのほうが操作は簡単!
特にお総菜あたため、トーストなどでサッと使いたい方は後継モデルの方がおすすめです。
色々調理しています。ぜひご覧ください。
アイリスプラザ 暮らしナビ
【新連載】プロレビュアー石井和美のアイリス家電本音レビュー
家電Watch 家電製品ミニレビュー
野菜たっぷりの焼きそばも作れる「深皿」が便利! さらにパワーアップした「石窯ドーム」
我が家でも愛用している東芝のオーブンレンジですが、2年で新モデルER-ND500にチェンジいたしました。
「深皿」がどうしても気になったのですよー。これ、4人家族だとホントに使えるので驚きました。焼きそばは毎回これで作ってます。
ケーキもムラなく焼けるようになりました。焼きいもは感涙ものの美味しさです。
もうちょっとレンジ機能(特に解凍)は頑張ってほしかったかなーという感じですが、あとは満足!
■おにぎり協会が認めた炊飯器って? その理由は?
一般社団法人おにぎり協会は、三菱「本炭釜 KAMADO」を認定第一号炊飯器として認定しました。その認定式と新米おにぎり食べ比べイベントが10月26日に行われましたのでレポートします!
▲おにぎり協会代表理事の中村祐介さん(左)と三菱電機ホーム機器株式会社 長田正史取締役(右)
認定式では、おにぎり協会代表理事の中村祐介さんが三菱電機ホーム機器株式会社 長田正史取締役に認定証を授与。長田取締役は「本炭釜は10年前に発売し、高級炊飯器の先駆けとなりました。"ニクイねぇ!"と思っていただけるような商品作りを目指して商品を開発してきましたが、このように認めていただくことができて嬉しいです」と喜びを語りました。
中村さんは三菱のKAMADOついて「銘柄炊き分け機能などがあり、お米のポテンシャルを最大限引き出すことができていました」と認定理由を述べました。
▲三菱KAMADOは以前取材しました。記事はコチラをご覧ください
■誰でもできる、簡単な"三角"おにぎりの握り方
ゲストはおにぎり応援大使のフォーリンデブはっしーさん、元柔道家の篠原真一さん、キッズモデルのエヴァさん。そして、おにぎり浅草宿六 三代目の三浦洋介さんが「誰でも簡単にできる、おにぎりの美味しい握り方」を解説。篠原さんとエヴァさんが挑戦しました。
▲おにぎり浅草宿六 三代目の三浦洋介さんによる、驚きの握り方!
最初に手に水をつけて、炊きたてのごはんをまな板に置き、まな板の上で三角の形に整えます。その後、塩をつけて両手で握り、3回ほどキュッキュッとして完成とのこと。まな板の上で三角にするのは初めて見ました。握りすぎると固くなるので、3回程度がちょうどいいそうです。エヴァさんもきれいに作ることができました。
これなら誰でも三角おにぎりが作れそうですね。
▲篠原さんとエヴァさんが作ったおにぎり。大きさに違いが...(笑)
▲年間1000個ものおにぎりを食べるというフォーリンデブはっしーさん。お米に対する情熱がスゴイ!
■5銘柄のおにぎりを試食。食感と香りが全然違う!
新米の美味しさをしっかり味わえる塩結びが下記の5銘柄、さらにご当地食材を使ったおにぎりがふるまわれました。実際に食べてみると食感や香りが全く違うので驚きました。食べ比べをするとハッキリ違いがわかりますね。
●たかたのゆめ(岩手)
お米の特徴:大粒でしっかり粒感があり、さっぱり&しゃっきりとした味わい。
具材:薄切り和牛バラ肉のすき焼き風
●ひとめぼれ(宮城)
お米の特徴:ハリがあって、甘みがじんわり後からくる味わい。やや控えめで具材を立てるタイプ。
具材:牡蠣の実山椒煮
●つや姫(山形)
お米の特徴:甘みが先に立ち、かつ甘みが強いタイプ。コメ自体の存在感がある。
具材:だだちゃ豆と青大豆のチーズ和え
●ミルキークイーン(茨城)
お米の特徴:もちもちして粘りが強く、甘みの強いのが特徴。粒は小さ目で繊細。
具材:ひきわり納豆おろしレンコン和え
●コシヒカリ(愛媛)
お米の特徴:王道の味。新潟コシヒカリと比べ、歯ざわりしっかり、しゃっきり粒が立つ感じ。
具材:鯛と大根おろし煮
ああ、幸せです。全種類を食べたらおなかがいっぱいになりました。
どの銘柄もKAMADOの銘柄炊きに登録されています。せっかく新米を手に入れたなら、個性を生かして炊きたいですよね。それを自動でやってくれるのがKAMADOなのです。私も家でお借りして試したことがありますが、確かにおにぎりは美味しかったですよ。チャーハンもおすすめです!
]]>
▲ふつうのメモ帳かと思ったのですが......
▲かわいい! しかも掃除機の動きがよくわかります
アイロボット社「ルンバ980」の発表会のときに配られた「形状記憶折り鶴」も大変話題になりました。布を広げても、またすぐ元の鶴に戻ってしまうんですよ。
▲こちらもSNSなどを通じて大変話題になりました
ちょっとしたことですが、こういうところもイメージ戦略に一役買っているんですね。
日経トレンディネット 連載:おうちで検証 家電のそれホント?
天井の隅まで明るい! 部屋の広さ感がアップする"まぶしくない"日立のLEDシーリング
家で使ってみたら、とても明るくて使い勝手のよかったのでレビューしました。
実際に照度計を使って部屋の隅を計測してみましたが、数値上でもかなり明るくなっています。
天井側と床側を照らすLEDを切り替えられるのも便利ですよ。
我が家では本を読むとき、映画を見るときなどシーンに合わせて切り替えています。
もうちょっとデザインがよくなるといいなあ...。明るさは文句ナシです!
家電Watch
やじうまミニレビュー
チョコとバナナの相性抜群! 大人もハマる「そんな! チョコバナ?ナ」
タカラトミーアーツ「そんな! チョコバナーナ」のレビューです。お祭りのチョコバナナは甘すぎですが、これはチョコをバナナの中心にいれるので、甘さがちょうどいいですよ。
子供よりも大人のほうが夢中になってしまいました...。レビューをご覧ください。
先日、事前に製品を先に見せていただいたので、レポートいたします!
■うるさかった音が静かに。毛足の長いラグもスイスイ
改良点は新型ブラシガード(絨毯用)で、毛足の長い絨毯やラグの走行性能がアップしたこと。新型スパイラルブレードブラシは、ブラシをらせん状に変更し、静音性とゴミのかき出す能力が向上しました。新型2重らせんコンボブラシ(フローリング、畳&ペットの毛用)は、ブラシ端への髪の毛の巻き込みを防止し、メンテナンスが容易になったとのことです。からんだ毛をカットするカッターも付属しています。
さらにヘリカルギアを採用し、動作時にギーギー音がしていたギア音が静かになりました。個人的にはこの点が一番ホッとしたところ。ネイトのロボット掃除機、音がうるさかったんですよ......。
部屋の隅にフィットするDデザイン、276mmの大型ワイドブラシ、センサーで取得した情報から自分の位置を確認し、周りの地図を作成するSLAM技術は、前モデルからそのまま継承しています。直線的な無駄のない動きをしていきます。真っ暗なところでもちゃんと掃除してくれるそうです。
▲ネイトのロボット掃除機は、かなり正確に動いていきますよ
▲ここが一番気になってました。改善されてよかった...
▲ブラシやブラシガードが変わっていますが、本体サイズ等はそのままです
▲ダストボックスは大きいですね。ゴミをたっぷりためてくれます
▲上位モデルD8500とD8000はブラシが2重らせんコンボブラシとスパイラルブレードブラシが2本付属します
▲本体の液晶画面。操作性は正直イマイチ。もう少し選択しやすくしてほしい
▲フィルターを掃除しやすくする付属品
デモを見ましたが、あんなに毛足の長いラグでも平気で乗り越えて掃除してました。カーペットやラグが多いと止まってしまうことも多いですから、本当に助かりますよね。
▲こんなに毛足の長いラグでもOKなんですね
■かわいいロボット掃除機から高級感があるスタイリッシュなデザインに
▲黒と青がイイ感じ!
デザインがすごくよくなりました。ブラックとホワイトを基調にブルーをアクセントに加えたスタイリッシュなカラーデザイン。前のはかわいい感じでしたが、個人的には黒いほうが高級感があって好きです。
ちょっと気になったのは、電池がニッケル水素電池であること。主要メーカーはリチウムイオン電池を採用しているので、電池の持ちが気になるところです。価格はD8500が79,800円、D8000が78,800円、D7500が75,800円。ルンバやダイソンと比較するとかなりお手ごろ感がありますので、そこは仕方ないのかな。
とても気になるロボット掃除機なので、今度レビューします!
]]>昨年秋に発表され、発売が延期されていたダイソン初のロボット掃除機「Dyson 360 Eye」がついに発売とのこと! ダイソンの旗艦店「Dyson表参道」にて10月23日に先行発売、次に全国の量販店65店舗限定で10月26日(月)から順次販売を開始します。お値段は138,000円(税別)。
▲ブラシがすごい勢いで回りますが、黒い静電気を抑える素材を使っているのでしっかりホコリがとれるそうです
▲ダストボックス。ちょっと厚みはありますが、サイクロンにこだわってますね。さすが掃除機メーカー、ダイソン
■サイクロン掃除機と同様、ブラシがどんどん回ってゴミをかき取る
開発期間は17年。約53.2億円にのぼる開発費と累計200人を超えるエンジニアによって、ついに完成したそうです。さすが掃除機メーカーが開発しただけあって、海外および国内で発売されている他のロボット掃除機の4倍という吸引力を実現しているとのこと。実際に他メーカーと比較してデモが行われましたが、さすが掃除機メーカーが開発しただけあって、結果は一目瞭然でした。
▲すごい勢いでゴミをかきとっていきました
▲さすがの吸引力
■カメラで「目視」しながら自分の位置を把握する
気になるところは知能の部分。独自の360°ビジョンシステムにより室内を目視して周囲環境を把握し、その情報をもとに詳細な間取り図を構築します。カメラは最大で毎秒30コマの撮影が可能。効率よく計画的に室内をナビゲートしながら製品自体の現在地を検知するという説明がありました。
▲いよいよデモスタート!
▲かなり几帳面に賢く動いてます。もう少しモノや家具を置いた状態での動きを見てみたいですね
室内を想定したデモでしたが、テーブルや椅子などがなかったのは残念......。テーブルの足回りやソファの下などの暗い場所で、どう動くか見たかったなあ。
電池の持ちは約45分ということで、当初の発表よりもかなりよくなっています。発売延期の間に色々改良をしたみたいですね。今年はロボット掃除機がアツイ!
]]>東芝のドラム式洗濯乾燥機といえば、音が静かなことで有名ですね。静音化には非常に力を入れており、洗濯・脱水時の振動を抑える「振動吸収クッション」に横揺れを抑える「高減衰ゴム」を新採用することで、水槽の振動を抑え、ますます静かになっています。
▲実物を見ると細くてビックリ。これで11kgってスゴイ! そして、「インテリアホワイト」は扉が不透明で中が見えないのです。中の回っているところは見えないほうがいいという、インテリア重視の方にウケているそうですよ! これも東芝だけのデザインです
■40℃のつけ置き洗い&流水量アップで黄ばみもすっきり
旧タイプと比較すると、間口が大きくなっているので驚きました。とてもスリムなのに、毛布なども入れることができます。そして大型化した洗濯槽によるたたき洗いの効果と、約44%流量を増したAg+イオンを含む濃縮洗剤液のシャワー「Ag+抗菌注7ダイナミックシャワー」によって、しつこい汚れをしっかり洗うことができるとのこと。実際にデモが行われていたので見ましたが、激しいシャワーの量に驚きました。ダイナミックシャワーという名の通りですね。さらに新搭載の温水洗浄専用ヒーターによる約40℃の温水つけおき洗いの効果で、落ちにくかった黄ばみ汚れをしっかり落としてくれます。
▲60cmとスリムなまま、ドラムがドーンと大きくなってます
▲旧モデルと比較すると、開口部が広いですね
▲洗濯時に洗濯槽を動かすパワーが必要な時は増磁、脱水などの少ない力ですむ時は減磁して、電気だけに頼らず磁力をコントロールすることで省エネにもつながっているとのこと。東芝独自の技術です
■片寄りやすいジーンズやバスマットもエラーを防ぐ
これイイなーと感心したのは、振動吸収クッションで「衣類の片寄による脱水のやり直し」を防いでくれること。片寄ってしまうと水を追加してやり直したり、エラーで止まってしまうことが多かったドラム式ですが、そういった時間・電気の無駄を省いてくれるそうです。デモでも旧タイプはエラーで止まっていましたが、Bigマジックドラムは止まらずに洗濯していました。もう洗濯終わったかなと見に行ったらエラーで止まっていた...といった悲劇を防いでくれるのです。地味ですが、すごく惹かれる技術ですよね。
▲個人的には、かなり惹かれるポイント!
▲温水効果で黄ばみも落ちるとか
ドラムの上方に風を当てるふんわリッチ機能も魅力。大型乾燥ファンの採用で風量を従来比で約31%増量した効果により、シワを抑えてふんわり仕上げることができるとのこと。日立の風アイロンほどではない感じですが、十分かなと思いました。
ステンレス洗濯槽は、汚れ付着防止加工により外側に黒カビの原因となる洗剤カスが付かない「Bigマジックドラム」。乾燥ダクトも自動でメンテナンスを行ってくれます。洗濯槽汚れは気になるので、ちゃんと落ちているならうれしいですね。
他にも、庫内LED照明といった、かゆいところに手が届く仕様もいいなあと。スマートタッチパネルで、上部にゴチャゴヤとボタン類がなく、すっきりしたデザインも魅力です。
▲庫内LED照明もいいですね。たまに靴下の取り残しとかあるので......
▲ふわっと浮かび上がるスマートタッチパネル
個人的にはブラウンがとても気に入りました。ドラム式もここ数年で、一気に進化していますね。縦型と容量も汚れ落ちも変わらなくなってきた印象です。我が家も次はドラム式にしようかなあ。温水洗浄、大型液晶パネルなどがないTW-117V3は27万円(税別)とのことでしたが、やっぱり実物を見ると最上位が欲しくなりました。
▲ブラウンが好み。欲しい!
前シリーズの「Blueair Sense」の外観デザインはそのままに性能を上げた「Blueair Sense+(ブルーエアセンスプラス)」と、室内空気環境のリアルタイム観測が行える「Blueair Aware(ブルーエアアウェア)」を同時に発売するそうです。発売日は2015年12月9日。価格は「Blueair Sense+」が54,500円(税抜)、「Blueair Aware」が25,000円(税抜)。
■無料アプリをスマホにインストール、Wi-Fi機能搭載でさまざまな設定が可能
今回、新たにWi-Fi機能を搭載しました。性能面ではWi-Fi機能に加えて清浄力が20%以上UPしたことで、清浄範囲が14?(8畳)から18?(11畳)へと広がっています。同時に発表された無料アプリ「Blueair Friend(ブルーエアフレンド)」をインストールすれば、運転速度、スケジュールなどの設定をアプリ上でできます。
▲アプリで空気を可視化、確認できます。もちろん操作もできますよ
さらに別売りの「Blueair Aware」でPM2.5、揮発性有機化合物、におい、湿度、温度などをリアルタイムにアプリで観測できます。ただ観測できるだけではなく、観測されたデータを元に「Blueair Sense+」を自動で制御できるとのこと!
インターフェースはシンプルで、オレンジとブルーの2色の3段階の光の長さで空気環境を6段階で表示。別の部屋にいえも、Wi-Fi機能があるのでいつでも空気環境を確認できますね。
▲メトロノームのようなデザインは、高さはたった194mm。コンパクトですが、一目で状況がわかるのはいいですね
■ボタンがない! 色がかわいい!
前モデルのBlueair Senseから継承されているデザインですが、ボタンが一つもないのはすごいですよね。他社製はゴチャゴヤとボタンだらけですが、ブルーエアはすっきり。
個人的に気に入ったのは、マットな色。特に赤と緑がかわいいなあ。きちんと一般的な家で試験を行っており、その結果を公表しているのも好感が持てます。
▲どんなインテリアにもあいそう!
設置スペース上、幅約60cmの冷蔵庫しか置けないという方にぴったりのスリムな冷蔵庫です。目を引いたのは、スリムでフラットなデザイン。野菜室が冷蔵室の中へ入ったことで、すっきりしました。サイズは幅600×奥行699×高さ1820mm。シャープの冷蔵庫といえばコレ!の左右どちらも開く「どっちもドア」となっています。
■スリムで冷凍庫が大容量!
400L台の冷蔵庫は、夫婦二人暮らしか、夫婦二人+子供一人にぴったりサイズ。今までは、冷凍庫の容量という点で、満足できる冷蔵庫がないという声が多かったそうです。冷凍食品を活用する方が増えていますからね。そこでシャープは、こんなスリムなデザインでありながら、クラスNp1の150Lを実現しています。150Lといってもピンとこないかもしれませんが、冷凍庫が三段になっていて、見るからに大容量。フラグシップモデルに搭載されている「4きり名人」も搭載されていて、整理しやすくなっています。一般的な冷凍食品なら立ててしまえますから一目瞭然。これなら食品を無駄にすることなく、最後まで活用できそうですね。
▲カンパニー制となって、初めての発表会です。コンシューマーエレクトロニクスカンパニー 健康・環境システム事業本部 メジャーアプライアンス事業部 国内商品企画部長 檜垣 整氏
▲確かにこのクラスで冷凍庫大容量はなかったですね
■冷蔵室に野菜室を入れることで得られるメリットがいっぱい
さらに、野菜室が冷蔵庫に入ったことで、冷蔵品と野菜が取りやすくなりました。シャープの調査によると、調理する際に冷蔵庫→野菜室→冷蔵庫→野菜室と、何度も行ったり来たりして冷蔵庫を開ける方が多いそうです。野菜室を冷蔵室に入れることで、一度にすべて取り出すことができ、作業効率がアップするとのこと。野菜室は二段になっていて、上段は使いかけの野菜、下段は大物野菜が入るそうです。野菜室はしっかり密閉できるようになっており、直接冷気を当てない高湿シールド構造を採用しているとのことです。
冷蔵庫に野菜室を入れたことで、冷凍庫のスペースも大きくなり、作業効率の面でも期待できるわけですが、もう一つ魅力ポイントがあります。それはサイズの異なる調味料を扉に整理して入れられる「段々スパイスラック」です。これ、本当に便利そう! 縦に大きいラックなので、観音開きタイプや扉のサイズが小さいタイプだと設置が難しく、この扉の大きさだからこそできたそうです。新しいアイデア機能なんですね。
▲冷蔵室に野菜室が!
▲扉が大きいことで、使い勝手が向上しています
▲扉の「段々スパイスラック」がすごく便利そう...。これだけでも欲しくなります
▲野菜は思ったより入るみたいですね。キャベツもまるごとOK。ただ、葉物野菜など、立てて収納は無理そう
▲ホウレンソウも密閉効果でしゃっきり保存。グレープフルーツもシャキッと野菜室にいれておけば、皮の部分がやせてません
▲冷凍室はスリムなのに3段!
▲こんなに入るんですってよ。すごい
また、冷蔵庫の扉の一番下は、床面から約84cm。女性のちょうど腰にくる高さで、ペットボトルなど重いものを取り出しやすくなったそうです。小さな子供がジュースを取るときもラクそうですね。プラズマプラスターがカビ菌を抑制してくれるそうです。
■このクラスで5色展開はめずらしい
個人的に驚いたのは、5色展開であること。こういうのはラインナップを増やすとコストが増えるため、メーカーさんは売れ筋だけ作る傾向にあります。5色からキッチンに合わせて選べるのは嬉しい。
正面だけでなく、側面のカラーもチェックしたのですが、ブラック、ブラン、ホワイトに分けられていました。グラデーションレッドとピュアブラックは黒、ピュアホワイトとフロストグリーンが白、サテンブラウンがブラウンと、違和感なく統一されていました。埋め込みタイプのキッチンでは横は見えないのですが、見える場所だと全体の統一感は気になりますからね。
▲商品企画の山本氏が説明してくださいました。女性が立つと、ちょうど腰の位置に扉の下がくるんですね。使いやすそう!
大容量冷蔵庫はどのメーカーさんも力を入れていますが、このクラスでここまでちゃんと作りこんでいるものは少ないと思います。小さな使い勝手から全体のデザインまで、よく考えられた冷蔵庫で本当に感心しました!
]]>日本経済新聞 日経プラワン(10月10日発行)の「お役立ちグッズ」では、ドアスペースハンガーをご紹介しました。
メーカーに取材させていただいたところ、一人暮らしの女性に大変売れているとのことでした。
服をコーディネートする際に、服をひっかけておくそうです。なるほどなあ。ふだんは折りたたんで収納できるのもいいですね。
ハムエッグは朝食に、あとはお酒のおつまみにもなりますね。唐突に出てくる冷凍食品「冷凍餃子」が不思議だったのですが、冷凍餃子は大変売れているそうで、メニューに加わったとのこと。「しょうが焼きは手間がかかりますよね?」とお聞きしたところ、「肉と市販のしょうが焼きのタレがあればできますよ!」。そうか、そんな便利なものがあるとは。
▲アイリスオーヤマはこういうシンプルな家電が得意ですね
この専用容器に入れてボタン一つで調理できるなら、ほんと便利だと思います。単身者はもちろん、お年寄りも火を使わないので安心して使えるのではないでしょうか。一人分でも手間なく手作りできて節約できそうですね。
あたため機能(電子レンジ)も、よく使うごはん、飲み物、弁当の3つがボタンになっていて、活用度は高いと思います。
ほかにもレシピブックがついていて、鮭のムニエル、牛肉のステーキ、ハンバーグ、鶏の照り焼き、ホットケーキ、トマトリゾット、お好み焼き、焼きそば、あさりの酒蒸し、鍋焼きうどんなどもできるそうです。この専用容器は外周がグルッとシリコンで、どこを持ってもヤケドしないようにしたとのことでした。サイズも単身者を想定して、よく考えられているなと思いました。
目玉焼きのデモを見ましたが、しっかり焦げ目がついていて、ちゃんと焼いた感じになっていました。仕上がりは強と弱を選べます。価格も実売で17000円くらいで買えそうなので、これから子供が一人暮らしを始めるという親御さん、要注目ですよ!
▲専用容器にたまごをポトリ
▲電子レンジにセット
▲「ハムエッグ」ボタンを押すだけ
▲できた! 強でやりましたが、半熟が好みなら弱にしたほうがいいかも
▲専用容器付きが便利!
もう一つ、おもしろいなと思ったのは衣類乾燥機「カラリエ」で、一言で言うとサーキュレーター+ドライヤーの合わせ技家電です。中心から生ぬるい風がぼやーっと出るのですが、サーキュレーター効果もあって部屋干しの洗濯物が通常よりも2割早く乾くそうですよ。デザインがそのまんまで笑ってしまいましたが、コンパクトで軽く、出し入れもしやすそう。こちらも一人暮らしの方におすすめです。
▲デザインが......(笑)。でも便利そうです
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