AQUAの「新カテゴリー参入商品説明会」に行ってきました。
はじめにハイアール アクア セールスの中川喜之社長が登壇。
▲ハイアール アクア セールス中川社長
「2012年に事業開始を開始し、3年目になる。これまでは洗濯機や冷蔵庫といった大型商品のみ扱っていたが、扇風機、オーブントースター、ロボットクリーナーを展開する。これはサンヨーの流れを汲んでおり、技術を引き継いだ形となる。業界最高水準の製品を作り、アクアブランドのプレゼンスを上げていきたい。」と語った中川社長。3年目は重要な年と位置づけているようです。
■なつかしい!サンヨーの良さを受け継いだDCモーター扇風機
はじめにDCモーター扇風機。こちら......ものすごーくサンヨーっぽい! 立体首振りは、サンヨー時代の扇風機の機能"マジックターン"ですね。ああ、当時はコレ欲しかったんだよなあと思い出しました。生き物のように上下左右ぐるんぐるん首を振るので、部屋の中の空気が効率よくかくはんされます。サーキュレーターとして非常に優秀なんですよ。
AQUAブランドになってからデザインが洗練され、シンプルになりましたね。最小消費電力はたったの2W、割れにくいソフトな羽根もいいなと思いました。
▲左がAGS-H30C(予想価格20000円前後)、右がAGS-L30C(予想価格16000円前後)
■前面ミラー調ガラスがおしゃれなオーブントースター
続いてオーブントースター。スタイリッシュな前面ミラー調ガラスです。調理中は中の電熱線が明るく光るため、確認することができます。ふだんはミラー調で中をのぞいても見ることはできません。オーブントースターは特に生活感が出やすい調理家電です。中の網やパンクズ、焦げなんかを隠せるのは素晴らしい!おしゃれなのは縦型ですが、我が家ではピザなどを焼きたいので、買うとしたら横型です。
裏側もきちんと白く塗装されているので、アイランドキッチンなどで裏側が見えても大丈夫だそうです。
▲左がAQT-WT2(予想価格7000円前後)、右がAQT-WA1(予想価格5000円前後)
▲裏側までおしゃれ
■ロボットクリーナーは工夫満載!
▲ついにAQUAもロボットクリーナーに参戦!
そして最後にロボットクリーナーAQC-RB100C。...って、何か愛称をつければいいのに。ロボットクリーナーはネーミングも重要だと個人的に思ってます。ロボットクリーナーに限っては、家族の一員みたいにかわいがるお宅も多いんですよ。
展示してあったAQC-RB100Cまだ試作品とのことですが、これは色々おもしろそう。とにかく音が静かです。10個のセンサーが障害物を感知して、家具や壁にぶつかりにくくなっています。ガツンガツンという音もしないし、スーッと動きます。
裏側を見ると、ブラシが2つ。このブラシはまだ改良中とのことでしたが、引っ張ってみたらポロッと外れて驚きました。なんとマグネットで取り外しができるそうです。掃除中にとれないのかな?と思ったのですが、強力な磁石なので大丈夫なんですって。
▲ブラシがとれたー!と慌てたのですが、よく見るとマグネット。これならお手入れが簡単そう
▲上面から取り出せるダストボックス
▲ダストボックスにはHEPAフィルターが。ティッシュをはさんでおけばお手入れも楽
上からとれるダストボックスも使いやすそう。ティッシュでブロックするから、お手入れも簡単です(これもすごくサンヨーっぽい! サンヨーの掃除機といえば、ダストボックスにティッシュというイメージ)。洗えるHEPAフィルターというのもめずらしいですね。排気がキレイだそうです。うーん、あとは吸引力とか、ちゃんとゴミを残さずとれるのかとか、障害物をルンバ並に乗り越えられるのかとか、色々気になるところですね。お借りして試したい!
電池の持ちは使う時間にもよりますが1年程度と言ってました。消耗品の寿命はルンバと大差ありませんね。(※ルンバの最新モデル「800シリーズ」のバッテリー寿命は3年でした。すみません) 7月下旬発売予定、本体の参考価格は6万円前後とのことでしたが、消耗品の価格は発表されていませんでした。ロボットクリーナーはランニングコストがけっこうかかるので、このあたりも気になるところです。
▲ルンバと比較してました。確かに音は静かだし、動きもなめらかでよさそう。これでちゃんと掃除してくれれば文句ナシ
AQUAシリーズはデザインがおしゃれでスタイリッシュ。固い発表会かと思ってたんですが、社長をはじめ社員の方がコッテコテの関西弁で、ざっくばらんに質問に答えてくださいました。商品とは関係ないのですが、いい意味でイメージと違ってました(笑)
まだ隠し球を持っていそうな雰囲気ですので、これからどんな家電が販売されるのか楽しみです!
▲個人的には冷蔵庫のデザインが好き!