本日は溝の口へ行ってきました。富士通ゼネラルのエアコン、nocriaシリーズの取材です。
nocriaシリーズといえば、巷で「ガンダムエアコン」として注目を集めているエアコンですね。前々から気になっていたので、じっくりお話を聞いてきました。
■「全体をムラなく冷やす」ことに力を入れる富士通ゼネラル
noxriaシリーズは、左右に「デュアルブラスター」というサイドファンが付いているのが特徴です。こちらのサイドファンには、冷房機能はありません。部屋の中に気流を作る、サーキュレーターのような役割を果たします。
サイドファンがついています
横から空気を取り込みます
実際に前に立ってみました。扇風機のように左右に動かないので、風が直接あたって寒々しくなったらやだなあ......と思っていたんですが、この風はホワッと届きます。左右から出ている風がぶつかりあっているので、下のほうでは広がりを感じます。また、冷房の風が当たっているわけではないので、不快な感じがしません。早く部屋全体を冷やしたい、というときにはハイパワーモードにすれば、ファンからゴーッと強風が出てくるので、あっという間に冷えます。
ちょっと離れて風を体感!
Xシリーズは、とにかく「全体をムラなく冷やす」ことに力を入れているようです。前回取材した日立のエアコンはカメラでチェックしてピンポイントで風を調整しますが、Xシリーズは部屋全体をムラなく冷やし、快適な温度を保つようにしています。また、気流を作ることでソヨソヨとした空気の流れがあり、体感的に涼しく感じるとのことでした。それで節電につながるんですね。日立のエアコンとはアプローチが全く違うようです。
我が家のように4人家族で、常に小さい子があっちにウロウロ、こっちにウロウロという家庭にはいいなあ。どこにいてもまんべんなく冷えて、かつ冷えすぎない。このサイドファン、優秀ですね。これがあれば、サーキュレーターや扇風機はいらないかも。我が家もサーキュレーターと併用していますが、床置きのサーキュレーターって邪魔なんですよね...。
■無線リモコンと「プチポン」が便利そう
個人的にすごくいいなーと思ったのは、無線リモコンです。今のところは富士通ゼネラルだけなんですよね。地味なところですが、いちいちエアコンにリモコンをむけるのって面倒。特に忙しいときは「あー! イライラするー!」と何度も押したりしています。
無線リモコン。これはいいなー
隣の部屋でもコントロールできます。同じnocriaシリーズであれば、主登録のエアコン1台のほかに、追加登録のエアコンを4台登録できます。
そうです、これがあれば子供部屋のエアコンもこっちから確認でき、コントロールもできるのです! 「あ、消し忘れて寝ちゃったな」というときは、リモコンでこちらからピッと消すこともできますね。
さらに「プチポン」という、オンとオフだけに特化した潔いスイッチも付属しています。別売りじゃなくて1コ付属しているんです。こういうのは「あとで買ってね」というパターンが多いのですが、リモコンとは別にちゃんと付属しているのがいいですね。しかも、すごく便利そうなんですよ。
手の平サイズのプチポン。運転と停止だけ!
壁にもかめられます。電気のスイッチと同じように使えますね
プチポンは玄関や別の部屋に置くこともできます。私はキッチンに置きたいなあ。「暑いっ。エアコンつけたいけど、リモコンとりにいくのが面倒!」というときに、壁につけたプチポンでオンできます。プチポンのボタンは大きめなので、手が汚れていてもヒジで押すことができますね(お行儀は悪いですが)。
あと、お年寄りにもおすすめです。お年寄りは細かく温度調整する方は少ないようです。とりあえずオンとオフだけあればいい、というのは私の両親です。ボタンが大きくて見やすく、使いやすいんですよ。両親が喜びそうだなあ。
プチポンはコンパクトな大きさで、持ち歩きも壁掛けも可。別室からの操作も可能で、追加もできるそうです。というわけで、富士通ゼネラルのnocria Xシリーズにもすごく惹かれました。
■溝の口から新しい風が吹く!
帰り道、溝の口駅のホームでボケーッと電車を待っていましたが、ふと見上げるとこんな看板が。
ドーン!
nocria Xシリーズもいい感じです。ぜひお店でチェックしてください。記事の続きは5月末発刊のカデンプラスをご覧くださいね。
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