「パワーブーストサイクロン」は実演でそのパワーを実感...!

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 日立アプライアンスは、サイクロン式クリーナー「パワーブーストサイクロン」シリーズを7月19日から発売します(ニュースリリースはこちら)。その発表会に行ってきました。

 現行のフラグシップモデルCV-SY7000は重さが4.8kgありましたが、新しいCV-SA700は3.6kgと25%も軽くなっています。一般的に家電は量販店で見ると小さく見えるものですが、SY7000は量販店で見ても大きかったのです。今回発表されたSA700は、ずいぶん小さくなってました。取っ手が大きく持ちやすく、展示品を実際に持ってみても「軽い!」という印象です。

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▲今回のフラグシップモデルも赤ですね! ノーブルシャンパンもありましたが、やっぱり赤が売れそうです

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▲旧型との比較。実物はもっと小さく見えますよ!

■吸引力の強さは、ぶら下がってみればわかる......!

 小さくても吸込仕事率は420Wで、独自の「パワーブーストサイクロン」で吸引力は99%以上持続するとのことです。その強さを実感するために準備された大がかりな装置。白いシャツで統一された男性軍団登場! 出ました、日立劇場のはじまりです。日立といえばオモシロ実演が私の中で話題ですので、毎回楽しみなのです。

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55kgの札をつけた男性が登場しました。ま、まさか......!







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 (ブラーン)


 その圧倒的な吸引力で、男性がぶら下がることができるのです。なんというパワー! ......まさか吸引力を人間で試すとは。メディアで満員の会場内は、どよめいておりました(笑)。極めつけは「マネをしないようお願い致します」という丁寧なアナウンスがあり、ドッと笑いが。すごいです。さすがです、日立。

■まとめてゴミが捨てられる「ごみダッシュ」

 私が気に入ったポイントは、ゴミが捨てやすくなったという「ごみダッシュ」です。サイクロンクリーナーといえば、ゴミを捨てるときに舞い散って大変なのですが、風の流れでゴミを圧縮し、まとまった状態で捨てられるそうです。なんと一ヶ月分のごみがためられるとか。その様子も実演していました。

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▲まとまって出てくるゴミ。本当に舞い散らないといいんだけどなあ

 えっ、ゴミ少なくないですか? 我が家で使用中のダイソンは1回の掃除でゴミごっそりとれており、毎回捨てている状態ですので、これで1ヶ月分とは信じられません。どういう頻度なのかなーと、変なところで気になってしまいました。あんまりゴミがとれないんじゃ......なんてことはないでしょうが、圧縮してるからなんでしょうかね。これはお借りして試したいですね。


■4方向から吸い込むヘッドが便利そう

 ヘッドもすごいです。裏側、前方から吸い込める掃除機は多々ありますが、なんとサイドと後方も吸引するという「4方向吸引」を実現しています。壁際や部屋の隅、テーブルの足回りなんかもこれならスイスイとれそうですね。おもしろいこと考えるなあ。


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▲新ヘッドは4方向から吸い込むので、壁際など短時間できれいになってました

■掃除機を購入するするとき、重視するポイントはどこですか?

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 2011年?2012年あたりまでは掃除機を購入するときは「サイクロン式であること」が一位でしたが、2013年から吸引力の強さが一位となり、次に重さや大きさが続き、サイクロン式であることは三位に変化したそうです。日立のフラグシップモデルはかなり大きかったのですが、こういった声を反映してコンパクトにしたようですね。

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 やっぱりなーと思ったのが、「サイクロン購入後の不満ポイント」です。一位は「ゴミ捨て時のホコリの舞い上がり」でした。これ、本当にどうにかしていただきたいですよね。とにかくゴミ捨てが大変で、嫌になります。今回はそのあたりも配慮した設計になっているようですが、今後もどんどん改善してほしいですね。

 そうそう、肝心の想定価格は最上位モデルCV-SA700が8万円前後とのことです。発売されたら、ぜひ量販店等で実物をご覧になってくださいね。小さくなってますよ!


日立 サイクロン式 パワーブラシクリーナー(ルビーレッド)【掃除機】HITACHI 2段ブーストサイクロン CV-SY7000-R