PM2.5よりもはるかに微細なPM0.1まで除去するダイソンの扇風機登場! そして使ってみた

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ダイソンは、PM0.1の超微小粒子物質を99.95%除去するDyson Pure Cool™
(ダイソン ピュアクール)を発表しました。発売は4月28日、店頭参考価格は64800円。サイズはダイソンAM07 タワーファンとほぼ一緒でした。

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↑左の方がシニアデザインエンジニアのオラ・パピエルコゥスカさん、右の方が微生物学者のトビー・サヴィルさん

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↑3/17に行われた発表会は大盛況! ダイソンは注目度高いですね

こちらの製品は、上の部分が風が出てくる部分(おなじみのカタチですね!)。下が空気清浄機となっていて、この部分に独自の360°グラスHEPAフィルターを搭載しています。6.45mにもなるフィルターを254回プリーツ状に折りたたんでおり、かなりぎゅうぎゅうに詰まって密度が高いのが特徴です。ここで有害物質をしっかりキャッチするんですね。

今までの空気清浄機のように、上に向かってキレイな空気を出すのではなく、真横に出して空気を循環させます。ダイソンの加湿器AM10を使って思ったのですが、この横の風って、効率よく部屋の隅々まで届くんですよ。8畳を清浄する目安は25分、 空気清浄適用床面積の目安は30分で10畳。60分で約26畳の部屋がキレイになるとのことです。


↑当日のデモです。有害物質に見立てた煙がどんどん透明になっていく様子がわかります! 下から吸って、上からキレイな空気を出しています

おもしろいのは、メッシュフィルター類が一切ないこと。メンテナンスも簡単で、交換用フィルターはカバーごと取り替えてしまうようです。交換のめやすは1日12時間仕様した場合、約1年だそうです。交換フィルターの価格は6480円。思ったより高くなかったなという印象です。HEPAフィルターって、高いですからね。

PM0.1レベルの超微粒子は、肺や血流に乗って、アレルギー反応や炎症の原因となるそうです。これで改善されるなら、子供を持つ親にとっては気になるのではないでしょうか。

■さっそく家で使ってみました

帰りにサンプル品をいただいたので、さっそく家で試してみました。フィルターはパコッと入れるだけなので、交換も簡単そうです。
ずっとくしゃみをしていた旦那が、Pure Coolをつけたとたん治まりました。すごい! 花粉は割と粒子が大きいほうですが、ちゃんと機能している感じがしました。

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↑我が家にあったファンヒーターAM09と比較。こうしてみるとなかなかの存在感ですが、設置面積は小さいので邪魔ではありません

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↑グルッと360°HEPAフィルターが入ってます。みっちり!

ただ、やっぱり気になるのがお手入れ。確かにフィルターの交換は簡単そうですが、日常の掃除はどうなんでしょう。我が家の空気清浄機は、HEPAフィルターの前にあるメッシュフィルターに大量のホコリがついているので、いつもそこを掃除機で吸っています。大きいホコリなどはメッシュフィルターで堰き止めて、細かい微粒子はHEPAフィルターで除去するのが一般的な空気清浄機だと思うのですが、その段階がないんですよね。

ダイソンのはHEPAフィルターの上に、パンチング加工が施してあるカバーがついているだけで、HEPAフィルターで直に濾過する感じです。つまり、ここにすべてのホコリが付いてしまい、丸見え状態となるのです。軽くブラシで落とすとありましたが、どの程度つくのでしょう。頻度は? 簡単にホコリは取れる? このパンチング加工された穴の部分に、ホコリは詰まらないのかな? ...といった疑問がでてきましたが、これは長く使ってみないとわかりません。

1ヶ月ほど使用すれば判明しそうですので、じっくり使ってからレビューさせていただきますね!