シャープはコードレスサイクロン掃除機「FREED2」を発表しました。発売は7月予定で、EC-SX310とSX210の2モデル。予想価格はそれぞれ7万円(税抜)、5万円(税抜)
想像以上によさそうです。何かと話題のシャープですが、やってくれましたよ!
■手にかかる重さを40%も低減......確かに軽い!
シャープは前モデルもモーターやバッテリー、ダストカップ等が手元付近にあり、重心が上にあるタイプです。このタイプは手に重さがかかりやすいので、長時間掃除をすると疲れやすいといわれています。
そんな不満点を解消したのが今回の新モデル「FREED2」。実際の重さも2.1kgと十分軽いのですが、さらに持った際の重量を見直しています。
モーターとバッテリーの配置を見直した「マジックバランス」で、掃除の際に手にかかる重さを約40%も低減しました。前モデルのEC-SX200は手にかかる重さは1.82kgでしたが、新モデルはたったの1.08kgです。
↑ 重心バランスを見直しました
↑ 実際に数値を比較して計測していました
↑ 左が前モデル、右が新しいモデルの持ち手。前モデルのほうが持つ位置が広く自由度が高そうですが、新モデルは重量バランスが計算されているために持つ場所もココた一番効率的なんだとか
↑ 自走式。グングン進む日立ほどではありませんでしたが、十分なパワーです
■業界初! 手元にモーターやダストカップがあるのに自立!
驚いたのは、手が疲れないだけでなく、そのまま自立するということ。重心が上にある掃除機の場合、立てられるタイプは今までありませんでした。業界初です。いつもちょっと掃除を中断したいときに、倒すか立てかけるしか方法はありませんでしたが、これならサッと立てておけます。重心が上のタイプでこれができるようになるなんて...!
↑ 自立するんですよ。これはスゴイ!
■床磨きブラシで、拭き掃除をしたかのようなツルッと感を実現
吸引風量も30%アップし、壁際の綿ボコリもキャッチできるとのことです。自走ヘッドもアピールされていましたが、個人的に4種類のファイバーブラシ。黄色は床磨きブラシで、床に書いた油性ペンの線もあっという間に消えてました。子どもがいるので、フローリングのこびりついた汚れもとってくれるのはとても魅力です。
↑ 子どもが落書きしても安心ですね。いいなあ
↑ 隅まできちんとゴミがとれます
■バッテリーは取り外しOK
それから、最短80分充電で最長30分使えるのも便利ですね。最初はちょっと面倒かなと思ったのですが、バッテリーを取り外して専用充電でチャージできるのも、慣れたらラクですね。途中でバッテリー切れになっても、充電のたびにいちいち本体を運ばなくてもいいですし、コンセントのない場所に置くこともできますし。別にもう一つ予備電池(8000円程度)を買っておけば、1時間使うこともできます。週末掃除もはかどりそう!
↑ バッテリーを取り外すことができます
↑ 充電台にバッテリーを差し込んで充電します。付属品もここに収納できます
↑ ダストボックス。うーん、お手入れの実際のところが気になる
これはスゴイ。シャープ、今回はかなり頑張りましたね! ただ、実際に試していないので吸引力やゴミの捨てやすさ等は未知の世界。ぜひ試してみたい製品です。
↑ こんなに華奢な女性でも軽々持てますよ!(シャープの美人広報さんです)