▲デロンギ・ジャパン 杉本敦男社長
デロンギは16日、"ディスティンタコレクション"からオーブン&トースター(EOI406J)、電気ケトル(KBI1200J)、コンパクト全自動エスプレッソマシン「マグニフィカ S カプチーノ スマート(ECAM23260SB)」、パワーブレンダー「ブレンデックス」、「マルチダイナミックヒーター900W」を発表しました。発売予定日はマルチダイナミックヒーターが9月1日、そのほかは10月1日。
その中で気になったのはオーブン&トースターと電気ケトル、マグニフィカ S カプチーノ スマート(ECAM23260SB)です。
電気ケトルとオーブン&トースターは、スクエア(四角)とサークル(丸)を組み合わせた"スクエアクル"デザイン。色もさすがイタリア製、シックで素敵です。店頭予想価格は、それぞれ12,000円(税抜)、18,000円(税抜)とのことでした。
デザインについてはシニア・デザイナーのフランチェスカ・チェスター氏、デザイナーのエリサ・ロマネット氏が解説。「クラシカルで現代的、そして強いパーソナリティを感じるデザインにした」とおっしゃっていて、実際に製品を見て納得しました。
▲フランチェスカ・チェスターさん(左)とエリサ・ロマネットさん(右)。美しい!
当日は青山のスタジオハウスで行われましたが、インテリアの一部として部屋に美しく馴染むデザイン性を強調していました。"青山の裏路地を入ったビンテージマンションの最上階に住む、デザインの仕事に携わる30代夫婦の部屋"という設定。他の家具も素晴らしいですが、デロンギの製品も他のインテリアを邪魔せず、さりげなく個性を強調していて美しいですね。あえて出しておきたくなる家電です。
■新カプチーノマシンはフラグシップモデルの機能を絞り、価格が手頃に!
発表したマグニフィカ S カプチーノ スマート コンパクト(ECAM23260SB)は、フラグシップモデル(ECAM23460S)のスペックを落とした製品なのです。細かい調整は使わないといった方のために、5種類(エスプレッソ、カフェルンゴ、カフェジャポーネ、カプチーノ、フロスミルク)のプリセットメニューに絞り、値段を下げたとのこと。店頭予想価格は13万円前後で、フラグシップモデルより3万から4万円安くなるそうです。
▲見事な層になってますね
▲ラテアート、かわいい
「カフェ ジャポーネ」機能はおもしろいですね。これは前からある機能なのですが、ドリップコーヒー好きが多い日本人のために作られた日本独自の機能だそうです。ちゃんと豆を蒸らして、間欠抽出&豆の二度挽きでいれたドリップコーヒーは、とても美味しいそうですよ。国によってコーヒーの好みは違うから、ローカライズをしているというお話を聞いて驚きました。
特別にラテアートも作っていただきました。キメ細かく舌触りのよい、高密度な泡を実現しています。試飲しましたが、本当に美味しい!
▲ミルクはフチから伝わせていれると美味しく淹れられるそうです!
デロンギが欲しくなる理由の一つに、ほとんどの部品を前面から取り出せることが挙げられます。後ろや横から取るようにすると場所をとるのですが、本体がコンパクトなだけでなく、お手入れのことも考えて作られているのですよ。一番欲しいのは、やはりエスプレッソマシン!