東芝ホームテクノから、少量炊きIHジャー炊飯器「備長炭かまど本羽釜」(2.5合炊き)が発売されるというので、一足先に見せていただきました。
▲東芝のIHジャー炊飯器"2.5合炊き"が登場しました!
■小さくても妥協なし! 人気の麦ごはんコースも搭載
東芝が自動式電気釜を日本で初めて発売して60年。歴史ある炊飯器の集大成として、今年発売したのが「備長炭かまど本羽釜」です。前回、同シリーズの5.5合炊きRC-10ZWHを取材させていただきましたが、今回は新しく発売される2.5合炊きです。
タッチパネル式のRC-4ZWJが2017年1月発売、RC-4ZPJが2016年11月に発売されます。
今回、お話を伺ったのは炊飯器一筋30年、"釜仙人"との異名をもつ東芝ホームテクノの守道さん。業界では大変有名な方です。
▲釜仙人の守道さん。炊飯器一筋で、東芝に限らず、他社の炊飯器についても大変詳しい方です
▲今でも1978年の緑の炊飯器はアニメ「サザエさん」で登場しているそうです!
▲2.5合炊き。コンパクトですが、5.5合炊きと同じデザインで高級感があります。こっちのほうがかわいいかも
小容量でも連続加熱・連続沸騰を可能にし、消費電力は1000Wと高火力。これは小容量クラスでは業界最高だそうで、小さいからといって妥協することはなかったそうです。
また、健康志向の女性に人気が高い「麦ごはん」コースも搭載。麦ごはんといえば牛タンというわけで、あの"ねぎし"に協力を仰いだとのことでした。麦ごはんは白米と違ってちょっと口に残るような違和感を感じることがありますが、麦ごはんコースで炊けば麦の香りを楽しみつつ、美味しくいただけます。玄米コースはあっても麦ごはんコースはあまりないので、嬉しいですね。
2.5合と中途半端なのは、余裕を持たせることで混ぜご飯などにも対応できるようにしたとのことでした。
▲他社との比較。重い玄米を混ぜて炊いたところ、他社製(左)は対流が起きていないので、混ざっていないことがわかります。東芝(右)も完璧ではありませんが、玄米が混ざってますね
▲他社2製品と比較して実食。東芝のごはんは、ほどよい弾力とねばりが美味しい
我が家も4人家族ですが、ふだんは2合ちょっとですんでいます。一人暮らしや夫婦二人だけなら、これで十分ですね。0.5合でも美味しく炊けますよ!