「水拭き掃除機は面倒?」その不安を変える一台――Dreame H15Sを使ってみた


ここ数年、吸引と水拭きを同時に行えるクリーナーは海外を中心に増えていますが、日本ではまだ広がっていません。主な理由は、これまでないタイプということもあって、使い勝手が想像できない、または使用後のお手入れの手間への懸念です。

汚水タンクの処理やブラシの洗浄・乾燥が不十分だとニオイや雑菌が気になるため、「掃除は楽でも後片付けが面倒」と感じる人が少なくありません。そのため利便性は認識されつつも、慎重に様子を見るユーザーが多いようです。

気になっているけれど……という方に、ぜひチェックしていただきたい乾湿両用掃除機が登場しました。それが「Dreame H15S」です。

組立はカンタン、フィルターやブラシは予備も同梱

Dreameの最新水拭き掃除機 Dreame H15S(ドリーミー H15S) は、「掃除機+水拭き」を一台で行いたいというニーズに応えるためのモデルです。充電ベースと本体のほか、予備フィルターや予備回転ブラシ、クリーニングブラシなども同梱されていました。組み立てはとても簡単でした。

充電してから使用します
充電中。上の透明のシールは基本的に剥がさないでくださいね! シールに日本語でモードなどの項目が書いてありました

AIロボットアームが瞬時に判断して上下してゴミを取り逃さない

目を引いたのは、独自のAIロボットアームを備えていること。仕組みとしては、本体に内蔵されたセンサーが壁や障害物との距離を検知し、通常は本体内部に収まっている可動式のスクレーパー(アーム)が自動で下降。ブラシを壁側へ押し広げるように補助し、壁との隙間をほぼなくす構造になっています。これにより、従来の水拭き掃除機で起こりがちだった「壁際に1〜2cmの拭き残しが出る」という課題を解消します。動画を見るとわかりますが、掃除機を引くときにアームが下に降りていることがわかります。

このアームですが、端をキレイに掃除するというほかにも、固形物をしっかりキャッチしてくれます。

ヘッドにある浄水タンクに水を入れておきます
浄水タンクを外したところ。タンクを持っていき、蛇口から直接水を入れることができます

最大21,000Paの強い吸引力により、食べこぼしや液体汚れ、ペットの毛なども一度で処理できます。実際にこぼしたカップ麺を吸わせてみたところ、一往復できれいに汁ごと拭き取ることができました。単に水拭きをするだけでなく、こういったアクシデントにも対応できる掃除機です。

固形と汁……

こういった乾湿両用掃除機は、水拭きをすると床がビショビショになったり、しずくが垂れてきたり、仕上がりがいまひとつというものも少なくありません。H15Sは、水拭き後もあまり濡れて感じがなく、サラッとしているのも嬉しいポイント。

なお、自立するので、掃除中に立てておけるのも便利です。

掃除中、途中で立てておけるのもいいですね

吸引力もパワフル、髪の毛もからまない

カーペットに長い髪の毛と砂をまいて試してみましたが、一往復でしっかり取り切ることができました。乾湿両用タイプは構造上、水拭き機能を優先するあまり吸引力が控えめなモデルもありますが、H15Sは吸引の力強さも十分に感じられます。フローリングだけでなく、こうしたカーペット上のゴミにも対応できるため、水拭き用途に限らず、日常の吸引用クリーナーとしても活用しやすい一台だと感じました。

ふつうの吸引もパワフルで感動しました

また床下14cm以上のスペースなら、180°フルフラットに倒して奥までしっかり掃除できるようになっています。

ソファー下も倒して掃除できます

セルフクリーニングでブラシがキレイに、たった30分でカラッと乾燥

汚水タンクを掃除する際に中を引き出してみると、先ほど吸い取った麺類が内部の網部分にしっかりたまっていました。この構造により、固形物と汚水が分離される仕組みになっています。液体と一緒に流れてしまわないため、ゴミだけを取り除きやすく、処理がスムーズでした。水分を大量に含んだ状態で捨てる必要がないため、後片付けの負担も抑えられます。細かな点ですが、日常的に使う上では扱いやすさにつながる工夫だと感じました。

細かい部分までよく考えられています。麺はそのまま生ゴミとして処理しました

本機の大きな特徴の一つが、清掃後のセルフメンテナンス機能です。作業が終わったら本体をベースステーションに戻すだけで、90℃の温水によるブラシ洗浄と乾燥が自動で行われ、雑菌やニオイの発生を抑える設計になっています。この点は、水拭き掃除機で敬遠されがちな「お手入れの面倒さ」を軽減できます。

実際にサーモカメラで確認したところ、外側でも最大81.5℃と高い温度となっており、しっかり高温で乾かしていることがわかりました。

約30分で乾燥が完了。裏側を確認すると、ブラシは汚れが落ちており、手で触れてもサラッと乾いた状態でした。湿り気はほとんど感じられず、生乾きのニオイもありません。ここまでしっかり乾いていれば、雑菌の繁殖についても心配せずに済みそうです

アプリで連携すれば、操作はより簡単に。乾燥などはアプリで行っていました

気になるお手入れ面についても、実際に仕様を確認すると工夫が多く、完成度は高いと感じました。ブラシの自動洗浄や乾燥機能が備わっているため、使用後の負担は抑えられています。これなら日常的に使うハードルも下がり、安心して任せやすい設計です。

連続稼働時間は最大50分。静音運転にも対応しているため、3LDK程度の住まいであれば一度の充電で一通り掃除できる想定です。コードレスで取り回しやすい点も、日常使いを前提にした仕様といえるでしょう。吸引と水拭きを同時に行える性能に加え、メンテナンス性も考慮されていることを踏まえると、公式価格税込79,800円はお買い得かもしれません(公式サイトでは現在56,800円)。特に小さなお子さんがいたり、ペットがいたり、床のベタつきなどが気になるご家庭では、ぜひチェックしてください!

Dreame H15S 仕様まとめ

  • 製品名:Dreame H15S
  • 清掃方式:湿乾両用(吸引+水拭き同時対応)
  • 重量:5.4kg
  • 最大吸引力:約21,000Pa
  • 吸引制御:AIによる自動調整機能搭載
  • 清水タンク容量:約780ml
  • 汚水タンク容量:約700ml
  • 最大稼働時間:約50分
  • 運転音:約63dBA(静音設計)
  • ヘッド構造:約14cmの隙間に対応するフルフラット設計

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