謎な商品が発売されました。以前ニュースリリースは見ていたので知っていましたが、どういう仕組みなの?と不思議でならなかったウィンドークリーナーVG100。代官山ショールームで発表会があるというので、行ってみました。
コーボルトジャパン株式会社代表取締役社長 アントン・ヤッチさんとマーケティングマネージャー 山根歩さん
コーボルトはドイツのメーカーで、一部量販店とコーボルトのショールームしか製品を置いていないので、知らない方もいらっしゃるかもしれません。明治16年にカーペットメーカーとして創業し、「カーペットを清潔にしてほしい」という声を聞いて、電気掃除機の開発に着手したそうです。きっかけがカーペットですので、表面的な掃除だけでなく、"繊維の奥までハウスダストを除去する"ことを使命にクリーナーを作っているそうです。掃除機はもちろんですが、ロボットクリーナー、ハンディクリーナーなども日本でも発売しています。ドイツでは4軒に1軒、イタリアでは3軒に1軒の家庭で使われているそうで、海外では有名なメーカーです。家電メーカーとしてすっかり有名なコーボルトですが、今でもちゃんとカーペットを売っているんですよ。
今回は10月1日に発売されるウィンドークリーナVG100ーの発表会です。専用の洗剤を入れ、上からさーっとひと拭きするだけで、窓の洗浄、汚れのふき取り、さらに乾拭き、といった3つを行ってくれるとか!
洗浄剤の染み込んだマイクロファイバークロスを窓ガラスに当てる事でガラス面を均等に湿らせ、汚れが分解されます。そのまま下へ移動させることで、上についているゴムワイパーが汚れた水をかき取り、すぐ下にある吸引口から汚れた水が内蔵の汚水タンクに吸い込まれていきます。
ウィンドークリーナーVG100。思ったよりコンパクトでした
電動ということは、マイクロファイバークロスが振動でもするのかな?とはじめは思っていたのですが、窓拭き"掃除機"なんですね。吸引口からどんどん汚水を吸引していく仕組みでした。なるほど!
スリムな女性も軽々持てる重さ
一回なぞるだけでピカピカ! 本当に跡が残ってませんでした
こちらのタンクに洗浄液を入れるんですね
実際に試しました。重量は995gで女性でも片手で軽く持てます。上から一気に下までなぞるようにするのですが、最初は加減がむずかしい。うまく均等に押しつけ、力を入れずに一気に下げるといいみたいです。ゴムワイパーで洗浄水をかきとらなければならないので、きちんと窓に密着させないと、跡が残ってしまいます。
でも「上から下まで一度にやってください」と言われても、手が届かない場合は脚立を使うから、どうしても2回に分かれてしまうのでは?という不安が。そんなときは別売りの延長ポール(9000円)を使うと便利とのことでした。そんな便利なものがあるなら、同梱してくれればいいのにな......と思ってしまいました。
あと、内側の窓は問題なくできますが、二階の出窓の外側は難しいですね。窓に向かってきちんと正面に立って真っ直ぐなぞらなければならないので、横から手伸ばして使うのは無理そうです。ベランダがある場所はいいんですけどね。そこだけがちょっと気になりました。
出席していた男性も挑戦していました。最初はコツがつかめなかったようですが、慣れると使えるように
私もやってみた。おおー、一度で本当にキレイになる!
上にゴムワイパーがついていますが、すぐその下に汚水を吸い取る口があります
ウィンドークリーナーで掃除したところは、嘘みたいにピッカピカ! たった一度なぞるだけで拭き跡も残らず、汚れていた窓の透明度が一気に蘇ります。1回のお掃除で約20?、連続約30分使用できるとか。一般的な2LDKくらいの内側の窓なら、全部できちゃうとのことでした。私は窓拭きが苦手ですが、これがあればラクそうでいいなあ。
●結露のときに活躍しそう!
冬場でイヤなのは、結露したときの窓拭き。大変ですよねえ。寒いのにぞうきんを後で洗わないといけないですし、何より拭く作業が重労働です。
そんなときは、洗浄液をつけず、このまま拭き取ってしまえば、きれいに結露の水を吸い取ることができます。これは、めちゃくちゃ便利そう!
価格は37000円で、専用のガラスクリーナー(200ml)、マイクロファイバークロスが2枚付属しています。ガラスクリーナーは一度に5mしか使えないのでもちそうですね。
今回の発表会でウィンドークリーナーがメインでしたが、ホームケアシステム「コーボルトVK150」も気になりました! そちらについても、また後日ブログにてご紹介します。