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最新格安モデル「ルンバe5」と最上位モデル「ルンバ980」を比較してみた!(動画アリ)

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アイロボットジャパンはロボット掃除機「ルンバe5」を2018年10月26日より発売開始します。「ルンバe5」は、ルンバシリーズで初めて丸ごと水洗いできるダスト容器を採用。また、稼働時間は1回の充電による最大稼働時間が90分に延長され、Wi-Fi対応でアイロボット公式価格は49,880円(税別)と価格は抑えられています。ルンバ800シリーズの後継モデルですが、スペックを落とさずに価格を下げたお買い得モデル! 事前にお借りしたので使ってみました。

最上位モデル980との動画比較を最初にご覧くだい。部屋の広さは6畳、テーブル、畳マット、カーペットなどを置いています。再生スピードは20倍にしてあります。ルンバe5は約18分、ルンバ980は約22分で充電台に戻っていきました。

両方同時に再生してみると動きの違いがよくわかりますよ。テスト環境と実験結果は下方にありますのでぜひそちらも合わせてご覧ください。

httpss://youtu.be/bEZQvW5yON4
「ルンバe5」の動き
httpss://youtu.be/VxHLU0-Oq6E
ルンバ980 の動き

■ルンバe5は800シリーズと清掃性能は同等、機能はそれ以上

ルンバe5の価格は5万円以下とお手頃な価格となっています。しかし、性能は800シリーズと同様で、1回の最大稼働時間が60分から90分に延長されました。さらに、日本市場では要望が大きかったという「ダスト容器水洗い」もできるようになっています。Wi-FI搭載で、スマートフォンで操作できるのも便利ですね。こちらは「一家に一台」をスローガンに掲げるアイロボットが思い切って開発した戦略モデルだそうです。

■動画で行ったゴミの吸引テスト環境

動画で行ったテストは以下の通りです。砂、猫砂、おがくずを事前にまいておきました。

テーブルの脚まわりに猫砂と砂
畳に砂

部屋の隅に猫砂

カーペットにおがくずをすりこんでみました

■ルンバe5のほうがテーブル脚まわりはキレイ! ただ広いところは取り残しも

e5の結果はご覧の通り。脚まわりをグルグル回って、キレイに取っていました。ただ、タイヤ部分についてしまったゴミは跡になって残っています。畳は砂の残りが気になりました。2回やってみましたが、同じ場所が残っていました。

キレイに落ちていますが、タイヤ部分に付着した砂が跡になって残っているのがわかります
砂の取りこぼしが気になります。2回とも同じ場所が汚れたままでした

隅に猫砂は少し残っていました

おがくずについてはだいたいとれていますが、隅の残りは気になりました

■ルンバ980のほうが広い面はくまなく掃除、ただ細かいところは苦手?

ルンバ980は、動画を見ていただければわかる通り、ぞうきんがけをするように丁寧に規則正しく掃除をしていきます。広い場所ではゴミの取りこぼしが少なく、全体的にきちんとゴミが取れている印象でした。

ただ、テーブルの脚まわりは何度やっても片方のゴミが取れていませんでした。細かいところは、ルンバe5のほうがキレイになっていました。

テーブルの脚まわりが汚い……

畳の上はほぼとれていました。e5より優秀です

こちらも隅に残っていました。ルンバは隅の掃除が苦手ですね。

カーペットにはりついたおがくずもしっかりとれています。フロアトラッキングセンサーで
カーペットの上になると自動で吸引力を引き上げる機能を搭載しているからです。これはルンバe5には搭載されていません。

■価格差ほどの掃除性能差はない

アイロボット公式ストでは、ルンバ980が税込みで135,000円で、ルンバe5が53,870円です。実際に両方をテストしてみて、掃除に関しては価格差ほどの性能差は感じませんでした。ルンバ980はフロアトラッキングセンサーやマッピング機能が搭載されており、連続稼働時間が120分と長い点も魅力ですが、ルンバe5が余裕で2台買える価格です。

ルンバe5はダスト容器が丸洗いできるのも嬉しいですね。今まではダスト容器にモーターが入っていましたが、それが本体に内蔵されました。(ルンバ980はダスト容器を洗うことができません)

現時点でルンバを購入するなら、「ルンバe5」をおすすめします。

アイロボット公式サイト