360度どこからでもゴミ逃さないシャークニンジャ『Shark PowerClean 360』が使いやすそう

シャークニンジャから発表された最新のコードレススティック掃除機「Shark PowerClean 360」についてご紹介します。
家庭用掃除機の開発に長年取り組んできたシャークニンジャが、ユーザーの声を元に改良を重ね、満を持して登場させた新モデルです。性能だけでなく、使い勝手の細かな部分にも工夫が施されていて、実際に使う人のことをよく考えた製品だと感じました。
日々の掃除に寄り添う開発の歴史
シャークニンジャの掃除機は2020年以降、毎年新たな改良を重ねてきました。たとえば、リビングに置いても違和感のないデザインや、髪の毛が絡みにくいブラシ構造、床材に合わせてブラシの回転を変える仕組み、ゴミ量を検知して自動で吸引力を調整するセンサーなど、実際の「ちょっとした不便」を丁寧にすくい取って、技術で解決し続けてきた歴史があります。
2022年にはゴミを月1回程度の頻度で捨てれば済む「自動ごみ収集ドック」も登場し、忙しい日常の中でも掃除のストレスを軽減してくれました。今回の新製品「Shark PowerClean 360」も、こうした積み重ねの集大成とも言える仕上がりです。
360度どこからでも吸えるノズル、使ってみると納得
今回のモデルで最も印象的だったのは、ノズルの動きに合わせて吸引力とブラシの働き方を自動調整する「360°クリーニング」です。

前に押しても、後ろに引いても、横にスライドしても、しっかりゴミをキャッチ。これまで「後ろに引くとゴミが残る」と感じていた方も多かったのではないでしょうか。そういった不満を解決したモデルです。吸引の様子は動画をご覧ください。
ノズルには新しく「アクティブフラップ」が搭載されていて、動かす方向に応じて最適な気流が生まれるよう工夫されています。また、「IQセンサー」「フロアセンサー」「エッジセンサー」の3つのセンサーが連携して、床材や壁際のゴミに合わせて吸引力を調整。たとえば、壁際では吸引力が最大2倍になるよう自動制御されるとのことです。

見落としがちな細かいゴミも、ヘッド部分の青色LEDライトでしっかり可視化されるのも嬉しいポイントです。
毎日の使いやすさにも、しっかり配慮
本体重量は2.2kg以下と軽量で、持ち上げても扱いやすい設計。ブラシロールにはケプラファイバーが使われており、髪の毛の絡まりを防ぎつつ、耐久性とメンテナンス性も向上しています。
操作性に関しても工夫があり、たとえばバッテリーの交換はワンタッチ。ダストカップのゴミ残量はダストカップのゴミ残量は窓で一目でわかりますし、ハンディとしての使い勝手も向上。パーツの多くが水洗い可能なのも日々の掃除には嬉しいところです。
また、自動ごみ収集ドックに本体からゴミを収集する際のボタンも上部に改良され、腰をかがめずに操作ができるようになりました。ダストカップの窓も大きくなり、中のゴミの溜まり具合がすぐに確認できます。

シャークニンジャの「Shark PowerClean 360」は、細部まで丁寧に作られた掃除機という印象でした。性能だけでなく、実際の暮らしの中で感じる「ちょっとした不便」を解消する工夫が随所に詰め込まれていて、日々の掃除が少し楽しくなるような気がします。実際に使ってみた使用感も、さすがといった感じでした。
価格はパイプが曲がるFLEX機能アリ、ナシ共に99000円(税込)。FLEX機能があるほうはベッド下やソファなどが掃除しやすいです。一方で、FLEX機能がないと0.2㎏軽いので手軽さがあります。ライフスタイルに合わせて選びたいですね。詳細については公式サイトをご覧ください。