働くママは絶対欲しくなる! 予約調理ができるシャープの電気無水鍋「ホットクック」
シャープは、業界で初めて水も火も使わないで調理ができる電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック(KN-HT99A)」を発表しました。その発表会レポをお届けします!
▲ヘルシオシリーズで5番目の新製品です。今回は電気無水鍋でした!
■火加減が難しい無水調理も、自動でおまかせ
ホットクックは、ほったらかしでも無水調理ができる電気無水鍋です。私も無水鍋は持っているのですが、火加減が難しくて今は使っていません…。ちょっと気を抜くとすぐ焦げちゃうんですよね。
無水調理のいいところは、水を加えないので水に溶けやすいビタミンCや葉酸といった栄養素の流出を抑えることができます。素材の水分だけで調理するから、素材本来のおいしさが凝縮するだけでなく、野菜もたっぷりとれるんですよ。
▲赤くてカワイイですね
▲まぜ技ユニット。これが自動で飛び出てかき回してくれるのです
▲鍋は軽くて驚きました
▲肉じゃがもまぜ技ありとなしでは、食材への染みこみ加減が違うんですね
ホットクックのすごいところは、メニューや食材の量・加熱状態に応じて適切な「まぜ」を自動で行ってくれること。まぜ技ユニットが飛び出て、かき混ぜてくれるのです。
弱火、とろ火ともに回転している様子を見ることができましたが、本当に絶妙な混ぜ加減でした。
■カレーも簡単! 無水調理なら、100gも多く野菜が食べられる
発表会ではホットクックで調理したカレーを食べることができました。もちろん水は一切入れていない、野菜がどっさり入ったヘルシーなカレーです。
水を入れる通常のカレーでは、野菜の量は一人分120g程度ですが、ホットクックで作れば220gも一度に食べられるそうです。野菜の旨味が凝縮した、胃もたれしないカレーでした。
難しい和食も簡単にできそうですね。個人的にはカレーよりも里芋とタコの煮物が美味しくて感激しました。タコって火加減を間違えると小さく、堅くなっちゃいますよね。プリッとして美味しかったです。
自動メニュー85+手動メニュー15で100種類のレシピが付属しているそうですよ。
▲カレーも野菜、お肉、ルーだけ! 水は一切入れません
▲これが出来上がったカレー。一切水を入れていないのに、野菜の水でカレーらしくなってました
▲実食。トマトの酸味が効いていて、野菜の旨味が出ているヘルシーな味です。鳥肉がめちゃくちゃやわらかい! 子供にいいなあ
▲この里芋とタコの煮物が絶品! 味もしみていて、やわらかくて、でも崩れていなくて、見事でした
■セットした時間に食べられる「予約調理」がスゴイ
働く母親として一番グッときたのは、予約調理ができるということ。真夏でも、朝に食材を入れてセットしておけば、設定した時間にできたてを美味しく食べることができるんです!
そのヒミツは、温度管理。食材が腐敗するのは40℃前後ですが、ホットクックは先に火を通し、腐らない70℃から80℃でキープします。そして、設定時間直前に仕上げ調理を行うのです。素晴らしい。
私も最近はよく家を留守にするのですが、これなら朝セットして出かけられますね。帰宅して慌てて作ることなく、夕ごはんは野菜たっぷり、栄養たっぷりの料理を子供達に食べさせてあげることができるのです。
▲「たべごろ予約調理」は素晴らしい機能だと思います
気になるお値段ですが、6万円前後(税抜)とのこと。うーん、4万円台だったら嬉しかったかな……というのが正直なところ。あと、調理できる分量は4人分とのことですが、どの程度なのかが気になります。子供二人が育ち盛りになると、ちょっと足りないかなあ。
そんなわけで、色々気になる製品です。子供がいる母親としては、魅力的なポイントがたくさんありました。ぜひ実際に使ってみたい!