単身者もまとめ買いする人が増加!三菱電機の新しい冷蔵庫は狭いキッチンでも使いやすい工夫がいっぱい
三菱電機の小型冷蔵庫新商品説明会がオンラインで行われました。
テレワークが増加している中、大容量冷蔵庫の需要が高まり、追加で小型冷凍庫を購入する方も増えています。
冷蔵庫に関しては「大容量」タイプの話題が多いのですが、実は単身用の小型冷蔵庫も売れているそうです。単身者世帯も自炊が増え、冷蔵庫を見直す方も増えたのでしょうね。
「2020年4月はステイホーム、自粛中として売上げが落ちましたが、5月から戻って冷蔵庫は販売も伸びています。消費増税特需があった特別な前年と、ほぼ同じ水準です」と三菱電機 静岡製作所 営業部冷蔵庫営業課 遊佐 正治さん。
そういった背景をふまえ、開発された三菱電機の小型冷蔵庫は機能が大幅アップ。グッと使いやすくなり、インテリアを損ねないスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。
実は、家電ラボにも三菱電機の単身者用冷蔵庫があり、今も使っています。「不便だなあ」というところが改善されていたので、比較しながらご紹介します。
■コロナ禍で家庭菜園をはじめた人が3割!?
コロナ禍により、生活スタイルは大きく変化しているようです。なんと、家庭菜園をはじめた人が3割もいるんだとか!
ライフスタイルがガラリと変わりましたね
また計画的まとめ買いや自炊の増加により、ホームフリーザー(冷凍専用の冷凍庫)の需要が急激に伸びているそうです。前年比で180%ですから、すごいですね。
単身世帯率は増加傾向にありますが、小型冷蔵庫の販売台数も前年比127%で、二桁で伸びているとのことです。
ただ、単身住居サイズのミニキッチンは「狭い」「モノが置けない」といった、さまざまな課題があります。今回の新製品は、単身用の狭いキッチンでも使いやすい冷蔵庫を研究。以前のモデルと比較し、機能が大幅に改善されたモデルとのことです。
■2ドア冷蔵庫は「ちょい置き」機能なフルフラットトップテーブルに!
今回発表されたのは2ドア冷蔵庫と3ドア冷蔵庫。2ドア冷蔵庫は168LのMR-P17Fと146LのMR-P15Fで、11月20日に発売されます。
単身世帯の場合、電子レンジでのあたためが多く、電子レンジの置き場所にも困っている方が多いそうです。そこで、自炊をラクにする「ちょい置き」可能なフルフラットトップテーブルを新たに搭載。
凹凸があります
扉の上部まで継ぎ目なく延長されたフルフラットテーブルで食品や食器などの一時置き場に便利そう。耐荷重は奥側が30kg、手間10cmのところが10kgまでとのことです。
ちなみに前モデルは扉上部の手前までで、継ぎ目がありました。そのぶん、手前が狭く、置き場所は狭かったんですよね。あと段差があるので、その場所にカップなどを置くと傾いてしまいました。これはすごく使いやすいと思います。
天板で扉上部を覆っているので冷蔵庫内部へのホコリの侵入を防ぐことができますね。
フリーザーも大容量なのでまとめ買いもできますね。冷凍パスタは18食分入るそうです。
そして何より、美しいラウンドデザイン。質感がマットで高級感があります。以前はテカテカした少々安っぽい質感だったのですが、派手過ぎず、インテリアに馴染みそうです。
■3ドア冷蔵庫は自動製氷機能と氷点下ストッカー搭載!
3ドア冷蔵庫は300LのMR-CX30F、272LのMR-CX27Fの2種類で10月16日に発売されます。
冷蔵室の下に氷点下ストッカーが搭載されました。肉や魚を保存するのにぴったりで、最長7日間、解凍なしで使えます。これは私も使っていますが、とても便利です! 本当にもちますよ。
自動製氷機能も200~300Lサイズで搭載されているのはめずらしいですね。しかも給水タンクは埋め込み式で、氷点下ストッカーのスペース(スライド室)をめいっぱい使うことができます。また、製氷室まわりはすべて洗って使える三菱独自の機能もそのまま搭載しています。
冷凍室も大容量で、冷凍パスタが27食分入るそうです。
■個人的なおすすめポイント
三菱電機冷蔵庫のおすすめポイントは、音が静かなこと。ステイホームで家にいるようになってから、部屋の中の音に対して敏感になる方も増えているようです。去年までは1件もなかった「音が静かな家電を教えてください」という相談を何件かいただきました。
三菱電機の家電は全般的に音が静かなので、特に一人暮らしで寝室とキッチンが近く、音が気になる……という方にぜひ使っていただきたい冷蔵庫です。
■狭いキッチンを有効活用するコツ
発表会では、整理収納アドバイザー 七尾 亜紀子さんから、狭いミニキッチンでも自炊をラクにする活用術が披露されました。
調理前に調理スペースを効率化する方法は、 既存作業スペースを整理して、表から見える部分をキレイにすることが大事とのこと。
使用頻度で収納場所を分け、ツールや調味料はよく使うものだけ表に配置。使用頻度が低いものは別の場所に収納すると効率がよいそうですが、「菜箸」など、ジャンルで分けないほうが効率よくキッチンを有効活用できるとのことでした。
また、場所をとらないモノ選びを心がけ、「たためるゴミ袋スタンド」などを使用し、作業するときはできるだけスペースをあけておくと料理がしやすいそうです。確かにそうですね。
冷蔵庫の整理は、 早く消費したい食材はまとめてカゴなどに入れておいておくと、食品のフードロスを防ぎつつ、整理もできるそうです。野菜の使いかけなどは使いかけボックスなどをつくっておき、そこを優先的に使った献立を考えるということでした。
我が家も整理できていないので、やらないと……。
単身者で冷蔵庫購入を考えている方、三菱電機の冷蔵庫は狭いキッチンでも使いやすいので、ぜひチェックしてくださいね。
協力:三菱電機株式会社