【レビュー】Ronco「フードディハイドレーター」
3月にグアムへ行って、おもしろい家電を買ってきました。以前から気になっていた「フードディハイドレーター」です!
ディハイドレーターは、食べ物の水分を少なくして乾燥させる家電です。低温で乾燥させることにより、ビタミンや酵素を保つので、体にとてもよいそうです。アメリカではローフードブームで人気がある家電ですが、日本では見かけることはほとんどありません。
最近は、愛犬に無添加のジャーキーを作ってあげたいという飼い主さんが、個人輸入する場合も多いそうです。
グアムではよりどりみどりかな?なんて思っていたのですが、売っていたのはこれのみ。Kマートで購入しました。メイシーズの家電売り場にも寄ったのですが、売ってなくて残念でした。
Ronco「フードディハイドレーター」
タイマーも温度調節もない、シンプルなディハイドレーターです。でも、これで十分です!購入価格はなんと42ドル!! しかし、箱はかなり大きく、もって帰るのに苦労しました・・・。
5段トレイ、直径33cm。正直いって、かなり場所をとります。我が家は二階廊下において作っています。
我が家が購入した目的は、ビーフジャーキー作り。
娘と旦那が大好きで市販のビーフジャーキーをよく買ってくるんですけど、しょっぱすぎるうえに添加物だらけ。あと、人口甘味料の味がなんかいまいちおいしくないんですよね。
ならば手作りにしてしまえ!というわけで、ジャーキーを作り始めました。
トレイは5枚付き。こんなにいらないよ?と思ったが、薄切りジャーキーを作るときは全部使ってしまうことも
単に電熱線ヒーターがあるだけ。ファンは付いていない。本当はファン付きの上位機種がほしかったのですが、売ってませんでした・・・
120Vなので日本でも使える仕様です
コードがみじかっ!
なぜかクッキー用の搾り出し機がついてました。低温で作るローフードクッキーも人気のようです
一段にするとこんな感じ
さて、このディハイドレーター。我が家で何度使ったかわかりません。手作りのジャーキーがおいしくてたまらないんですもの! 旦那も娘もおやつ代わりにしております。
近所の安いお肉屋さんで豪州産のもも肉やすね肉を使ってジャーキーを作りましたが、たどりついたレシピは以下の通り。(ちゃんとはかってないので、分量はテキトーです)
・ビーフジャーキー 作り方
ももorスネ肉 1kg
醤油 130ccくらい
お酒 100ccくらい
赤ワイン 100ccくらい
みりん 50ccくらい
お砂糖 30g?40gくらい
オニオンパウダー 大匙1or2
ガーリックパウダー(なければ生にんにくのすりおろし) 大匙1
黒コショウ 大匙1
塩少々
・・・調味料はお好みで加減してください。薄味のほうがお肉の味が引き立ちます。
以上をいったん沸騰させて冷まし、薄切りしたお肉をもみこんでから4?5時間冷蔵庫で冷やします。
クッキングペーパーでふきとりながら並べて、乾燥させます。トレイは途中で上下段を交換して、6時間から8時間置くと・・・
おいしそー!! 愛犬用のジャーキーは味なしで簡単に作れます
あとは温燻すれば終わりですが、燻製はしなくても十分おいしいです。
カチカチに固いジャーキーがお好みなら、長めに乾燥したほうがいいかもしれません。半生タイプもおいしいですよ。保存料などを使ってないので、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保管してください。
トレイを5段使ってしまうことも!
下はささみジャーキーです。
おいしいー!!! ビールにもよく合いますね。材料費もとても安く、市販のビーフジャーキーはもう買う気になれません・・・。
いやー、ディハイドレーターを買って本当によかったです! 日本の家電メーカーさんも、ぜひ食品乾燥機を作ってほしいですね。
ビーフジャーキーばかり作っているので、次回はドライトマト作りにも挑戦したいと思っています。
※海外で購入した家電は保障がつきません。また、日本語の説明書もないので、不安な方は正規代理店から購入してくださいね