照明が一年で一番売れる時期をご存知ですか? 寒くなってきて、あたたかい明かりが恋しくなる時期、12月なのです。大掃除をするときに「うちの照明も古くなってきたなあ。取り替えるか」という方も多いのではないかと思います。
LED照明のシェアは、「シーリングライト」が圧倒的。しかし、照明専業メーカーのタキズミ(瀧住電機工業)によると、昨年「ペンダントライト」が大変売れたそうです。和室にぶら下がっている古い蛍光灯を、そろそろ買い換えようという方が増えているのかもしれません。
和室では、竿縁天井だったり、舟形天井だったりで、物理的にシーリングライトを設置できないんですね。あと、使い慣れているプルスイッチ(ヒモを引っ張って操作)がいいという方も多いみたいです。そういえば、私の実家の両親もペンダントライトばかり買っています。お年寄りは特に好きだったりしますね。
「シンプルで使いやすい、明るいLED照明がいい」と言う方におすすめなのが、タキズミのペンダントライトです。
実は取材するまではこのメーカーを知らなかったのですが、実際にお借りして家で試してみると、実に使いやすく、よく考えられていて「実家の親にも買ってあげたい」と思いました。今回はタキズミの照明をレポートします。
↑瀧住電機工業にお邪魔しました!
↑和風ペンダントライトも充実
■安心の日本製、細かいところまで考えられた明るいペンダントライト
お借りしたのはTV12901の和風ペンダントライト。こちら昼光色の12畳タイプとなっていますので、かなり明るいです。
↑シンプルな和風ペンダントライト。天井まで明るいのがわかりますか?
タキズミのペンダントライトは中央部まで明るい全面発光。下からのぞきこむとシーリングライトのようです。しかもこのライト部分は上面のフチが斜めになっており、上まで光ります。
↑セードをはずしてみました。天井まで照らす、その理由とは......
セードの上面も乳白色で光を通します。和風ペンダントライトって、製品によってはここの部分が木になっているものも多いんですよね。下は明るいけれど、天井はなんだか薄暗い...ということもなく、シーリングライトのように全体を照らしてくれました。
↑部屋全体が明るくなるように、上まで照らすような形なのです
↑セードの上の部分。乳白色で光を通します。お手入れもサッと拭くだけで簡単!
調光はできず、明かりは2段階+豆球だけ。本当にシンプルです。でも、明かりの色なんていちいち変えない、という方には十分だと思います。もちろんプルスイッチが付いています。
タキズミは照明専業メーカーで、照明一筋。三重県名張市にある工場で丁寧に作られています。派手さはないですが、細かいところまでしっかり作られていて、安心して使えます。適応畳数も4.5畳、6畳、8畳、10畳、12畳と種類が多く、部屋の広さに合うタイプを探すことができます。
照明は毎日使う、長い付き合いになる家電です。お店では細かいところまでチェックしてくださいね。多機能ではなくても、明るくてお手入れしやすいペンダントライトが欲しい......という方に、タキズミはおすすめですよ!
↑こんなステキなシャンデリアもあります。ただ、こちらは中国製で、検品が大変なんだとか...(笑)。工場でしっかりチェックしてから販売しているそうです