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三菱電機のIHジャー「KAMADO(NJ-AW107)」がさらにかまど炊きに近付いた!

2017年1月3日

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我が家で絶賛愛用中のKAMADO。
その新モデルNJ-AW107が5月21日に発売されるということです。説明会が行われたので行ってきました。

新しいKAMADOは、実際にかまどで炊いたごはんを研究し、さらに数値上でかまどに味が近付いているそうです。見た目はNJ-AW106とソックリ。実際にどこが変わっているのでしょうか。

数値上では、沸騰立ち上げ時の火力を強化し、従来比約112%の大火力炊飯を実現。最大消費電力量は1350W→1370Wにアップしています。また、平均電力は、旧モデルのNJ-AW106が775Wに対し、NJ-107が871Wとなっています。

左が新モデル、右が旧モデル。一部、色が変わっているのがわかりますか?
左が新モデル、右が旧モデル。一部、色が変わっているのがわかりますか?

■新しくなった二重内蓋

かまどでしたら、ふきこぼれるものなのですが、電気釜ではふきこぼれはまずいですよね。そこで、火力をアップしつつ、ふきこぼれを抑制するために、内蓋を新しくしたそうです。

二重の内蓋という点では同じですが、形状が大きく変わっています。新モデルでは、おねばが横から進入するのを阻止します。前はパッキンの部分からおねばが進入し、中でおねばが成長してしまいました。

新モデルでは、おねば溜まりの容積を大幅にアップしています。勢いよく入って、おねばの泡をつぶしていくので、火力が上がってもふきこぼれはしません。

左が新モデル、右が旧モデル。内蓋の形状が違いますね
左が新モデル、右が旧モデル。内蓋の形状が違いますね
内蓋をはずしたところ。左が旧モデル、右が新モデル
内蓋をはずしたところ。左が旧モデル、右が新モデル
右の新モデルでは、おねばを溜める部分が大きくなっています
右の新モデルでは、おねばを溜める部分が大きくなっています
かまどゾーンの中心に近付きました
かまどゾーンの中心に近付きました

これにより、炊き上がりの粒感をしっかり保ちながら、みずみずしさが向上したそうです。かたさはそのまま、含水率はNJ-AW106を100%とした場合、NJ-AW107は101%になりました。たった1%……と最初は思いましたが、これがとても大変なことだそうです。

試食もさせていただきました。実際に食べてみてると、確かにみずみずしい!1%でもずいぶん違うんですね。

家でNJ-AW106を使っていますが、「もう少しお米に水分が欲しいなあ」と思っていたんですよね。しゃっきりしたごはんに、さらにみずみずしさが増して本当に美味しいと思いました。ああ……新しいKAMADOに取り替えたい!

美味しくなっています!
美味しくなっています!

■新・計量カップでお米を簡単かつ正確に計量!

おもしろかったのが、新・計量カップです。1合と0.5合の計量カップが合体しました。

また、口径を小さくすることで、計量精度も向上したとのこと。口径が小さいほうが精度は高いそうで、本当ならメスシリンダーのような形状で計測するのが正確だそうです。メスシリンダーでお米計量は無理ですものね……。新しい計量カップは背が高く、口径が狭く、指でスイッとすり切ることができます。

前のカップと両方やってみましたが、いい加減に指ですり切りをしても、新しいほうが誤差が少ないという結果でした。1合は150gです。

新・軽量カップ
新・軽量カップ
旧モデルの計量カップでは、5.5gオーバー
旧モデルの計量カップでは、5.5gオーバー
新モデルでは、誤差はたったの0.9g。適当にやった割には正確です
新モデルでは、誤差はたったの0.9g。適当にやった割には正確です

三菱電機 KAMADO(公式ページはこちら)