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ダイソン、アップダウンとダウンライトを兼ね備えたサスペンド型ライト「Cu-Beam Duo」発表

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 ダイソン株式会社は、天井を照らすアップライトと、下方向を照らすダウンライトを一台に兼ね、さらに両方の光の比率をコントロールできるサスペンド型ライト「Cu-Beeam Duo(キュービームデュオ)」を発表しました。主にオフィス向けで発売は3月6日、価格は28万円(税別)。発表会で実際に実物を見ることができました。

 これまで企業がメインで使っていた蛍光灯は、点灯時間の経過とともに低下する明るさ、不要な範囲まで照らす無駄な光、交換費用、廃棄時の有害物質等、さまざまな問題が潜んでいました。順次LED照明に変更している企業も多いのですが、思ったより早く寿命を迎えてしまうそうです。

 そこで照明カテゴリーを率いるジェイク・ダイソン氏が考えた照明がアップライトとダウンライト一体型の照明です。照度コントロールが自在にでき、かつ配光が上下で自由に変えられるとのこと。ヒートシンクを内蔵したヒートパイプテクノロジーにより、冷却も優れているため、約37年(18万時間)という高寿命を実現しました。

 実際にデモが行われました。照射範囲は、手動のシャッターで調整できます。思ったより原始的な操作方法だなという感じでしたが、Cu-Beeam Duoを境に上と下で明かりの配分を変えられるのはおもしろいですね。思ったより明るいのですが、全体を照らすことに慣れているオフィスだと、最初は戸惑うかも。広い場所では並べて置くとよさそうです。カッコイイのですが、ペンダント型は地震のときは揺れそうだなという印象も受けました。

 ただ、雰囲気を手軽に変えられるので、冷たい一定の青白い光より、気持ち良く過ごせそうです。こういった照明を導入してくれる企業で働いてみたいものですね!

ダイソン Cu-Beeam Duo(公式サイト)
https://www.dyson.co.jp/lighting/cu-beam.aspx