清潔性重視で人気のエアコン、パナソニック「エオリア」製造工程をみてきた!
エアコン購入時に重視するポイントは何ですか?
パナソニックによると、第一位は「フィルターの自動掃除」で、二位が「電気代が安い」、三位が「購入価格」とのこと。電気代や購入価格が一位かと思っていましたが、今は内部の清潔性を重視している方が多いんですね。
フィルター掃除は面倒なので、自動でちゃんとやってくれるエアコンには惹かれる、というのはよくわかります。我が家もよく使うリビングのエアコンは自動でお掃除してくれるタイプにしています。メーカーとしては2週間に1度の掃除を推奨しているそうですよ。フィルター掃除をさぼると25パーセントも電気代がアップすることもあるとか!
エアコンは、日々の生活において「居心地」が大きく変わる大事な家電なので、どれにしようかと悩みますよね。
今回、ご紹介するのはパナソニックのエアコン「エオリア」。
内部の清潔性と、空気の質にとことんこわだっており、自動でフィルターを掃除するのはもちろん、熱交換器にはホコリレスコーティングが施されて中もキレイに保つことができます。パナソニック独自の「アクティブクリーンフィルター」は、しっかりとPM2.5までキャッチして、キレイな空気を外に出してくれます。さらに「ナノイーX」で花粉を無力化し、アレル物質まで抑制。清潔性にこだわったエアコンとなっています。
「エアコンから出てくる風って、キレイなのかな……」という不安を解消してくれるエアコンでもあるわけですね。
今回は、そんなパナソニックのエアコン「エオリア」を製造している滋賀県にある草津工場を見学することができました。実験の様子がおもしろかったのでご紹介します!
■人がいっぱい!手作業でひとつひとつ組み立てられるエアコン
見学させていただいたのは、滋賀県にある草津工場です。敷地面積は敷地面積約52万平米で、その広さは東京ドーム11個分という広さ。大きい!
エアコン工場を見学させていただいたのは3社目。パナソニックの印象は、とにかく人が多いこと。一つ一つ、こんなに手をかけて組み立てているのか……と驚きました。構造が複雑なので、組み立て工程も人間の手が必要なんでしょうね。
■過酷な状況を再現して、ひたすらテスト
過酷な環境を人工的に作り出して試験している現場も見せていただくことができました。こういったテストは、日本製メーカーであればどこもしっかりやっています。
ただ、パナソニックはすべてにおいて手作り感がすごくて驚きました。写真撮影不可のものが多かったので残念ですが、なかなか壮絶でしたよ。でも、家庭の中では確かにこういう状況だよなあ、、、と感心してしまいました。笑
室外機を真夏の状況にしても、室内がちゃんと冷えるかどうかのテスト。
あつい……。43℃ありました。しかし、おとなりで稼働していたエアコン本体のある部屋に行ってみると、ちゃんと20.8℃の冷え冷え状態に。
次は極寒状況でのテスト。さむい……。つららができている-8℃の環境で室外機を動かしていました。コンプレッサーから排熱を蓄え、霜取り運転に有効活用する「エネチャージ」という独自システムを採用しています。霜取り中でも暖房を止めないですむとのこと。我が家のエアコンは、寒い日はあんまり効かなかったな……とうらやましく思いながら見ていました。
家庭の空気環境を調査し、ホコリなどを発生させてひたすらエアコンに吸わせる実験もありました。
この試験が一番過酷な状況で、空気清浄機能を搭載しているとはいえ、エアコンがかわいそうになるくらいでした。ここまでしっかりやっているのですから、パナソニックが訴求している「清潔性」は信頼できると思います。いつかレビューしてみたい!