Amazfit Balanceは軽くて動作が速くて頼りになるスマートウォッチだった
スマートウォッチは、スマートフォンと連携して、電話の着信、メッセージ、メール、アプリの通知などをスマートウォッチで受信できます。スマートフォンを取り出さずに情報を確認することもできるので、通知なども逃さず対応できます。
最近では、健康モニタリング目的で使う方も増えています。心拍数、血中酸素レベル、睡眠パターン、ストレスレベルなどの健康データを測定し、記録できます。これにより、自分の健康状態を常に把握することができます。
スマートウォッチは使ってみるととても便利なので、登場時から自腹で5~6本購入しました。ただ、いまだにしっくりくるものがないな正直なところ。
一番の不満は、バッテリーがすぐ消耗すること。それから、処理速度が遅いこと。ここが一番解消してほしいポイントです。もし、希望に合うものがあれば、個人的には使いたいと思っていますが、なかなか出会えません。
そこで、気になっていた「Amazfit Balance」をお借りしました。こちらはフラッグシップモデルです。
装着感、視認性の良さは抜群
最初、写真だけ見たときは「重いのかな?」とちょっと不安でしたが、実物はディスプレイは大きいものの、とても軽いので驚きました。なんと、ナイロンバンドを含んでもたったの45g。薄いので装着していても重さを感じることがありませんでした。
スマートウォッチ本体を充電し、アプリ「Zepp」をダウンロード。ガイダンス通りに設定します。これは迷うこともなく、すぐに終わりました。設定後に画面を見てとても感動したのが「見やすさ」です。解像度も480×480で、視認性に優れています。
日中明るい野外でも画面が光りにくいので、ストレスなく内容を確認することができました。
このように中の機能を一覧で表示できるのも便利です。アイコンの内容を覚えておけば、すぐにタップで呼び出せます。そして、処理速度の速さに一番驚きました。これまで使ってきたスマートウォッチは、もっさりしていてイライラすることがありました。画面切り替えなどもスムーズで、スパッと変わります。
「レディネス」で心身の状態が一目でわかる
スマートウォッチは、歩数、距離、消費カロリー、心拍数、睡眠時間などのデータをリアルタイムで追跡してくれます。そのため、充電をする時を除いて、ほぼつけっぱなしにしています。違和感なく装着でき、寝るときも気になりませんでした。そして、日々のデータをとても正確に計測してくれるのです。
単に計測をするだけでなく、レディネス(Readiness)も搭載されています。これは、毎朝きちんと身体が休息でき、新しい一日を迎える準備ができているかどうかを教えてくれる指標です。身体的回復、メンタルの回復、健康管理を3つの柱とし、心拍数と心拍変動(HRV)、ストレス、睡眠中の呼吸の質と安静時心拍数(RHR)、体温、日常活動などのデータに基づいて、疲労と回復を測定します。それぞれの数値だけ見ても、自分の身体の状態がよいのか、わるいのかを判断しにくいのですが、総合的に評価してくれるのは助かります。
スマホを持っていなくてもGPSで正確に位置情報を記録できる
業界初のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術「MaxTrack GPS Technology」を使用しており、位置情報もとても正確です。スマートフォンを持っていなくても正確に記録してくれるので、日々のウォーキングやランニングでもこれだけつけていればOK。
私はウォーキングでスマートウォッチをよく使っていますが、スマートフォンも一緒に持ち歩くのは面倒なんですよね。同モデルはGPSアンテナ内蔵なので、正確に位置を把握し、記録してくれます。これ、とても便利でした!
はげましもあり、運動のモチベーションアップ
単に記録するだけでなく、体調と運動量などを分析をしながら、教えてくれるので助かります。このスマートウォッチをつけていると、「今日は運動不足だな」「少し歩こうかな」といった気持ちが芽生えます。
通常の使い方で、バッテリーも10日ほどもちました。これもとても気に入っているポイントです。質感も高級感があるものの、軽く、手にフィットする感じがグッときました。2週間以上つけましたが、今はなくてはならない相棒になっています。返却するのが憂鬱になってきました(笑)。
価格は3万9900円。決して高くはないのですが、やはり悩みます。実は、もうちょっとお安い「Amazfit Active」もお借りしたので、そちらも近日中にレポートします。
【公式ページ】Amazfit https://www.amazfit.jp
※Amazfitからお借りしてレビューしています