コードレス調理&真空保存 ツヴィリングが新製品発表― 製品体験会レポート
トータルキッチンウェアブランド「ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン」が、新製品の体験イベントを開催しました。イベントには、同社代表のアンドリュー・ハンケンソン氏も登壇し、コードレス家電や真空保存システムなどの最新アイテムが紹介されました。
専用バッテリーを共用して使えるXTEND コードレス調理家電シリーズ

コードレスタイプの調理家電シリーズ「XTEND」シリーズは、ケーブル不要でどこでも自由に使えます。着脱式のバッテリー1個を、ハンドブレンダーやミキサー、ハンディクリーナーなどいろんな製品で共有できるので、環境にもやさしい設計です。バッテリーは1回のフル充電で最大約120分の稼働が可能。重さは約200g。USB-Cのポートが2つついているのでポータブル電源として2台同時に充電することもできます。発売は2025年6月下旬。


どの製品もブラシレスDCモーターを搭載していて、静かでパワフル、しかも長持ちであることが特徴です。製品ラインナップは、ハンドブレンダー、ハンドミキサー、ハンディクリーナーです。
ハンドブレンダー:スピードは3段階調、スムージーは最大約60杯分、最大45分の運転可能。ソフトスタート機能付きで、離乳食やスムージー作りにぴったり。


ハンドミキサー:最大2時間、パンケーキ最大約500枚分作ることができます。長時間使える設計で、本格的なパン作りもOK。泡立て用(ビーター)と練り用のアタッチメント(ニーダー)付きで、自立も可能。



ハンディクリーナー:1回のフル充電で最大約45分間の運転が可能。標準&ターボモード搭載で、パワフル。小回りもよいクリーナーです。2層式フィルターでしっかり衛生面もカバー。アタッチメントは2個ついています。


フレッシュ&セーブ 真空で保存して鮮度を保つ
「フレッシュ&セーブ」は、食材をおいしく長持ちさせたい人にぴったりの保存&管理アイテムがそろったシリーズです。その新しいシリーズで真空保存の効果で鮮度を長持ちさせる「FRESH&SAVE(フレッシュ&セーブ)」から新シリーズ「フレッシュ&セーブ 真空保存ボウル」を発売しました。
真空ポンプは、累計300万台以上売れている人気のハンディタイプ。操作も簡単で、誰でもすぐ使えます。真空保存ボウルは耐熱ガラスとステンレスの2種類で、サイズはどちらも3種類(L,M,S)。下ごしらえ → 真空保存 → 調理 → テーブルにそのまま出せるので便利そうですね。
2023年にはキューブ容器(常温保存用)も発売されています。湿気や酸化を防いでくれる容器で、お弁当箱としてもよさそう。


専用アプリで消費期限の管理もアプリでできます。

さらに、同シリーズの「ストーブシリーズ」とも連携できるので、調理・保存・提供がスムーズにつながるのもポイント。忙しい毎日でも、楽しく便利に使えるラインナップです。

コードレスの調理家電は、すでにさまざまなメーカーから販売されていますが、バッテリーを簡単に取り外せる製品はまだ少ないのが現状です。XTENDシリーズはひとつのバッテリーを複数の機器で共用できるのは便利ですよね。
バッテリーが取り外せないタイプの製品は、バッテリーが劣化しても自分で交換できず(メーカーに持ち込めば対応してくれる場合もありますが……)、廃棄も手間がかかります。
これからの時代、家電を選ぶ際には「バッテリーが取り外せるかどうか」をぜひチェックしてみてくださいね。