当ページのリンクには広告が含まれています

全自動折りたたみ機「ランドロイド」発売開始! 全自動折りたたみ機ができること・できないこと #laundroid

Pocket

セブンドリーマーズは、世界初の全自動折りたたみ機「ランドロイド」のメディアイベントを開催しました。本イベントでは、月額制ファッションレンタルサービス「エアークローゼット」や、IoT家電のCelevoとの協働も発表された。想定価格は185万円。

■折りたたむだけじゃなく、オンラインクローゼットにも

セブンドリーマーズの代表取締役社長 阪根信一氏によるプレゼンが行われた

「ランドロイド」は、画像解析、人工知能、ロボティクスの3つの技術を融合することにより実現した全自動折りたたみ機だ。

使い方は、下にある引き出し状のインサート・ボックスに衣類(最大30枚程度)を入れて、操作部を回すだけ。画像解析で衣類を仕分け、ベストなたたみ方を判断し、たたむ。出来上がると、取り出し部のピックアップトレイにたたまれた状態できれいに整頓されている。
衣類に最適なたたみ方はデータベース化され、経験を積めば積むほど進化・成長していくという。

たたみながら、進化していくロボット
洗濯物を投入

つまみをクルッとまわす
こんな感じで、仕分けされてたたまれている

ランドロイド本体の操作を行える専用アプリでは、衣類をおりたたむときにデータを蓄積してアプリに表示する機能がある。例えば、自分が持っている洋服のすべてをアプリ上の写真で確認できる。さらに、自分の衣類の着用頻度をランキング形式で教えてくれるので、持っていてもあまり着ていない衣類なども一目でわかるようになっている。

仕訳の方法は、ズボンやブラウスといったアイテムで分ける「アイテム別」とお父さん、お母さん、子供というようにメンバーで分ける「家族別」で、6つのゾーンにそれぞれ希望の方法でたたんでしまっておいてくれる。バスタオルやフェイスタオルなどは、どちらの仕分けでも一つにまとめておくという。

仕分けの方法を選べる
持っている洋服と、使用頻度をスマホで管理できるのは便利!

■ランドロイドがまだできないこと

現状では、ランドロイドでは以下のことはできない。

・折りたたみ機なので、洗濯や乾燥はできない。
・下着類、パンストなどはたたむことができない。
・衣類の裏返し機能はない。表にしてから投入する。
・ボタン止め機能がない。ポロシャツならたためるが、Yシャツは3つくらいボタンをとめてから投入する。
・靴下のペアリングが難しく、類似した靴下は今のところ認識できない。ソフトウェアアップデートで将来的に解決する予定。

■今度もますます進化していくランドロイド

ランドロイドは、新たな衣類との出会いを創造する「衣類コンシェルジュ」として、ファッションを楽しむことをサポートするサービスを提供する予定だという。洋服レンタルの「エアークローゼット」との協働や、IoT家電の先駆者として国内外で事業を展開するCerevoとの協働も一例。

具体的には、Cerevoの提供する、話しかけると自動で点灯するロボット・デスクライト「Lumigent(ルミジェント)」との連携。ルミジェントに話しかけると、ランドロイドの基本操作を音声認識で行うことできるようになる。

Cerevoの代表取締役 岩佐琢磨氏。左にあるライトがルミジェント
エアクローゼット代表取締役CEOの天沼 聰氏

セブンドリーマーズの代表取締役社長 阪根信一氏は「単なる家事のお助けロボットではなく、わくわくするような「コト」を提案していきたいと考えています。将来的には洗濯乾燥などの機能も付加したモデルを開発したい」と語った。

売れ行きによっては、将来的に価格が下がる可能性もあるという。

ランドロイド 公式ページ
httpss://laundroid.sevendreamers.com/about/