外出先から会話ができるスマートドアベル「Ring Video Doorbell 4」レビュー

外出時、荷物が届いてしまったときに「不在票」が入っていると、「あ~あ……」という気持ちになりますよね。我が家もネットショッピングが多いので、よくあることです。外出時でも訪問者と会話できたら便利なのに、と常々思っていました。

そしてついに長年の「あったらいいな」というドアベルが発売されました。外出先からも通話可能なドアベル「Ring Video Doorbell 4」です。さっそく試してみましたので、レポートします。最初に結果からお伝えしますと、めちゃくちゃ便利です!

取り付け簡単、賃貸でも粘着テープで貼り付けOK

Ring Video Doorbell 4は、本体のほかにネジや粘着テープなど、取り付け台などが入っています。はじめにバッテリーの充電をしておきます。この製品は専用のバッテリーを使うため、市販の乾電池等は使えません。ちょっと驚いたのはバッテリーの端子がMicro USBだったこと。そこはType Cにしてほしかった……。満充電までかなり時間がかかりました。

自宅ではなく家電ラボのほうに設置。いつも荷物が大量に届くので、ぴったりです。ドアに付属の粘着テープで貼り付けました。2本の細い粘着テープでしたが、剥がそうとしてもビクともしません。

バッテリーを外す際は、この状態でカバーを外せるので簡単です

Ringアプリを入れてから「デバイスをセットアップ」から「ドアベル」を選択します。Video Doorbell 4のQRコードをスキャンして、アプリ内の手順に従いセットアップを完了。Wi-Fiに無事つながればあっという間です。

訪問者だけでなく、4秒前から人を検知して知らせてくれる。しかもクラウドに保存

玄関先でドアベルのモーションセンサーが反応した時にリアルタイムで、Ringアプリをインストールしたスマホなどの端末に通知が届きます。人を検知したときとドアベルを押したときの音を分けられるので、どちらかすぐわかります。以下の画像はスマホのアプリで見ることができる動画です。

チャララ~ン♪という音がしたら、誰か通ったか、郵便またはチラシ投函の人がほとんど。ピンポーン♪という音がしたら、来訪者なのでスマホで応答できます。私はそのように音の設定しました。

訪問者がきて呼び出しボタンを押したら、外出先からもリアルタイムで音声応答できます。ただ、ちょっと応答にタイムラグがあって気になるかも。

訪問者が来た際や、モーション検知の際も、4秒前から動画を確認できます。こちらはクラウドで保存されるのでいつでも見返すことができるのです。一般的なこういったタイプはSDカードなどに保存されるものが多いのですが、クラウドなので外出先のスマホからいつでも確認できます。巻き戻しなども簡単で、アプリの操作もとても簡単です。

訪問者がドアベルを押すと、スマホや対応する画面付きのEchoデバイスから、1080p HDビデオの鮮明な映像を確認し、音声で応答することができます。家電ラボの中ではEchoデバイスで見られるように設定しました。画面付きでは人の確認もできるので、Echoデバイスからも応答できます。

Echo Show 10でも玄関の映像を見られるようにしました。大画面でよりはっきり見えます。もちろん訪問時には応答もできます

Ring Video Doorbell 4は、クラウドに保存されるため、あとから「誰がきたのか」というのを見返すことができます。広角で、はっきりした映像なので、玄関先で「何が起きているのか」もすぐにわかります。

モーション検知がとても正確で驚きました。少し入り組んだところにあるのですが、バッチリ映っています。暗闇でも大丈夫。

急ぎの郵便物がきていたので、夜間にとりにいってきました

もしRingを盗るような人がいても、その様子はモーション検知前最大4秒前からばっちり録画されており、クラウドに保存されてしまうので、犯人の風貌はあとからわかります。動画はすべて保存もできますので、証拠としても使えるかもしれません。

なお、プライバシーマスクなどの機能もあるので、必要に応じてさまざまな設定ができます。

中継器となる「Chime Pro」も便利

「Chime Pro」もあると便利です。「Chime Pro」は常夜灯としても使え(OFFにもできます)、Ringデバイスのwifi接続の範囲を拡張するwifi中継機の機能を搭載しています。またRing Video Doorbell 4に接続した場合、屋内で音声による呼び出しや、通知音を鳴らします。Ring Video Doorbell 4は単体で使用すると、呼び出し音は室内では鳴りません(室内にスピーカーがないから)。

我が家は電波が届きにくかったため、「Chime Pro」を中継地点に入れました。接続不良のときがたまにあったのですが。「Chime Pro」を玄関近くに置くことで、接続状況が安定しています。また、訪問者があると室内で呼び出し音を聞けるので、あると便利だと思います。こちらはバッテリーではなく、コンセントに直接刺して使います。

気になったところは……

バッテリーの充電でMicro USBだったこと。なかなか充電できず、半日以上はかかります。なかなか満充電にならず、イライラしました。Type Cにしていただき、もっと短時間で充電できるようにしてほしいと思いました。その間に使えないのは困るので、バッテリーを別に注文しました。

この端子を見たときはガッカリしてしまいました
予備としてバッテリーを購入。3480円

それから「呼び出しボタン」です。従来の昔からある樹脂製のボタンは、軽い力でも反応しますが、Ring Video Doorbell 4はグッと押し込む必要があります。来訪者がボタンを押したものの反応していなかった、ということが何回かあっりました。(これもモーション検知で動画が残っているため、押したことを目で確認することができました。そこはとても便利)

また、旧タイプのドアベルに慣れていると、これがボタンだと気付かないということもあります。テプラで「ここを押してください」というシールを貼ろうかな、と思っています……。

便利すぎて手放せない! 防犯対策としても効果アリ

広角で鮮明、夜間でもしっかり見えるのでとても便利です。モーション検知があるので、急ぎの郵便物などを待っているときは、検知されたらすぐにスマホをチェック、郵便屋さんがポストに入れたのを確認してすぐに取りに行けます。

一戸建てではとても便利です。また、オートロックがなく、直接部屋までこられるようなアパートやマンションでも役立ちそうです。

玄関用だけではなく、室内用「Ring Indoor Cam」と屋内外用「Ring Stick Up Cam Battery」のカメラも同時に発売しています。クラウドに保存できるのが強みなので、組み合わせて使えば防犯カメラとして心強いですね。

クラウド保存サービスは2023年3月31日まで。価格の詳細は以下をご覧ください。

仕様と価格

仕様

サイズ:12.8cm × 6.2cm × 2.8cm

通信規格:802.11 b/g/n wifi接続 2.4GHz

ビデオ:1080p HDビデオ

視野角:水平160°、垂直84°

オーディオ:双方向通話 (ノイズキャンセリング機能付き)

ナイトビジョン:IR LED

防塵防沫: IP55等級

保証:1年限定保証

価格

Ring Video Doorbell 4:23,980円(税込)、カラー名:サテンニッケル

Ring Chime Pro:5,980円(税込)、カラー名:ホワイト

Ring Intercom Doorbell Mount:1,780円(税込)、カラー名:ホワイト、ブラック

Ring Video Doorbell 4とEcho Show 5(第2世代)のセット:30,960円(税込)(単品購入の場合と比較して2,000円引き)

Ring Video Doorbell 4とRing Chime Proのセット:28,960円(税込)(単品購入の場合と比較して1,000円引き)

Ring Indoor CamとEcho Show 5(第2世代)のセット:14,960円(税込)(単品購入の場合と比較して1,000円引き)

デバイスが4台以上ある場合は、「Plusプラン」の方が“おトク”である。

クラウド録画サービス価格

・Ringプロテクトプラン

Basicプラン(1台単位での契約)

月課金の場合:月額350円

年課金の場合:年額3500円(2カ月分が実質無料)

Plusプラン(住所単位での契約、最大10カ所まで登録可、カメラの延長保証付き)

月課金の場合:月額1180円

年課金の場合:年額1万1800円(2カ月分が実質無料)

(サービス内容)

録画したビデオの保存(最長60日間、ダウンロード可)

スナップショットの保存(最長7日間、ダウンロード可)

パーソンアラート(モーション検知機能で人物を検知した場合にのみ通知)

今は過去60日間の動画および過去7日間の制止画の確認、保存および共有が可能なRingプロテクトプラン無料体験付き(2023年3月31日まで)。

バッテリーの端子や応答速度が少々気になりますが、モーション検知の精度は優秀。一人暮らしの方にもぜひ防犯対策として導入してほしい製品です。

サンプル提供:amazon